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時期読み予想を外して学んだ「長引く咳はいつ治る?」

こんにちは。キヨマツです。
寅(2月)、卯(3月)と続いた木(もく)のシーズンが過ぎ、辰月(4月)春の土用も終わり、今は巳月(5月)中旬が過ぎたところ。はやい!

2月初めからのツラい咳はいつ治るかを、下記の記事でこってり読んでました。


「日」単位でなく「月」単位だった

結論からいうと、予想した2/22「トラの日」に「咳はマシ」にはなりきっておらず、十二支を指折り数えた次の予想「トリ(酉)」「イヌ(戌)」の日も大して変わらず、最終的に「そういえば咳してない!」となったのは、4月末。

そう。花粉と黄砂が減少したから。
暦では「タツ(辰)」月の終わり。

「トラの日」にスッキリしておらず次の応機「酉(トリ)」「戌(イヌ)に、早く治りたくて「あと5日」と希望を託したけど「日単位」で治ってほしいという期待が甘かった(泣)。

時期読み(応機)は、「年・月・日・時」のどの単位で立てた卦を読むかで当然答えが大きく変わるもの。
時間単位なら「5時間後のトリ(酉)の刻」、日単位なら今回の私のように「5日後の酉(トリ)の日」、そして月単位なら「5カ月後」、年なら「5年後」。

その問いで実現を願う「~~になりたい」(今回の場合「咳が収まってほしい」)が「年・月・日・時」のどの単位で実現しそうか、卦から読み取れる状況と組み合わせて判断しなければ「当然外れる」。

外した理由は「期待のし過ぎ」

自分のことを読むときのお邪魔虫の一つがこれ。
今回の場合「早く治りたい」→「日単位」で治ってほしいのワナ。

冷静に読んでたら「月単位かかる」とみて「辰月ごろには収まるから気長に治せ」となったはず。
そもそも、最初の読みが
症状の原因が「徐々に弱体化」すること、そもそも「体力が落ちている」「すぐにスッキリとはいかない」

「日単位」で5日後に収まるわけがなかろう…。
花粉も黄砂も増幅してくる時期よ(泣)。ほんと長かった。
インフルの後に咳が残り花粉と黄砂が始まり、最終的に咳が収まり気管支の閉塞感が消えるまで2カ月半でした。
でもこの間、花粉と黄砂のない北の大地へ行った間は天国だった。


この間だけは目も鼻も爽快!

来年からこの時期は転地したい(まあまあ本気)。

外して学ぶこと

予想が外れたと書くのは、鑑定を依頼される方にはマイナス要素だろうと思うのですが、占術の向上においては「外した時に学ぶ」ことが大きいです。

  • 「なぜ外したか」(期待しすぎ「日単位」で考えた)

  • 「どう読めばよかったか」(卦そのもののメッセージ「原因は徐々に弱体化」「すぐにスッキリしない」を軽く読まず、花粉や黄砂の環境要因が増幅する時期であることを加味。「月単位」で考える。)

鑑定の宣伝なら「的中!」「こんなことまでわかるなんて」など書きたいのはヒトの心。
でも(専門用語になりますが)占的の設定を誤らず、出た卦を適切に読めていれば「あたる」「こんなことまでわかる」のは驚くことではないです。
(それは卍易に限らず、古来から淘汰を経て残っている占術ならば)

「あたる」のその先 ー これまでに受けた優れた鑑定の共通点

は、限られた鑑定時間の中で「あたる」のその先、「次の一歩」「次の一手」を具体的に提示されることでした。それは占術が何かに限らず。

私が鑑定を受ける目的は2つあって、
一つはその時々の自分のトピックスについて客観視すること。
もう一つは、優れた鑑定の「研究」これに他なりません。
それは、クライアントの質問の整理(こんがらがっていることもある)に始まり(中略)クロージング(来た時より元気になって帰る)に至るまで。

日々、占術研鑽と研究という沼の住人になりつつあります☺

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