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【私と躁うつ病】 はじめに🌷

この記事を見つけていただきありがとうございます

私は5年程前から躁うつ病でお薬を飲んで過ごしています。


躁うつ病とは、最近では双極性障害と呼ばれています。躁状態(ハイテンションで活動的な状態)とうつ状態(憂うつで無気力な状態)をくりかえす精神疾患です。

【厚生労働省 みんなのメンタルヘルス より】 



ここからは私個人の体験談や考えなので何とも言えませんが、

うつ病、躁うつ病などの精神疾患はまだまだ分かっていないことが多く、お医者さんが過去にあった事例を見て、今までの経験を基に、その患者さんの症状に合った病名を診断し治療を行います。

そのため、患者さんの治療は担当のお医者さんの考え方次第。お医者さんによって診察の仕方や治療方針が結構違っていて、治療の仕方やお薬の種類が自分に合っているのか、いまいち分かりません。

私の場合、
お薬を飲んでいれば、いわゆる社会人のような、とまではいきませんが、パートタイムくらいは働けますし、旅行を楽しんだり、料理や家事をしてみたり、生活できています。

でも、、、

一体いつまでお薬を飲み続けるのでしょうか?
普通の人の様に就職し働くことはできるのか?
家族を持つことは?躁うつ病は治るのか?
そもそも私は本当に躁うつ病なのか……?

そんな不安を抱えながら、ずるずると、5年の月日が経ちました。


つい最近、通院先のお医者さんに「一体いつまでお薬を飲み続けるのでしょうか?良くなったり、悪くなったりを繰り返して、本当に良くなるのか不安です。」と正直に話しました。

先生は、

「やっぱり、躁うつ病というのは“治る”ものではない。人生をかけてどう付き合っていくか。」

「今、あなたは20〜30代の一番動きの多いライフステージにいる。結婚、仕事、転勤…新しいイベントが次々とやってくる。この時期はやっぱりお薬に力を貸してもらって、上がり下がりは有るけれどなんとか乗り切っていきましょう。そして、生活が落ち着いてきたら、少しずつお薬を減らして、お薬に頼らずに生活ができるようになるかもしれない。」

と、親身に答えてくれました。(文書は色々違うかも)


何だかスッキリしました。


私は今まで目の前のところばかり見ていました。

今、良くなったり悪くなったり不安定だから、もやもやして、このままではダメだ、もっと良くなる別の方法があるのかもしれないと、勝手に焦っていました。

でも、
もっと長い目で人生全体を見てみると、全然慌てることはなくて、今この状態でキープできている、それだけで良いのだと、100点なのだと、先生の言葉でしっくりきました。


今は、お薬を飲みながら、この状態を少しでも崩さずに生活することが目標です。



このシリーズでは
こんな私の今までを、簡単にですが、ゆるゆると書いていこうと思います。完全に自己満足です。

でも、もし、どこかの誰かが、偶然この記事を読んで、その人の役に立てたら嬉しいです。


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