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なぜレスバトルには終わりがないのか

うい。最近TwitterのTL見てるとあんまりに多いから、考えてみました
いつもと違う形の文章になるので、苦手な方は事前にブラウザバック頼みます。
ただただ使いたい単語を使っただけなので、意味が間違ってたり、文法がむちゃくちゃだったりするかも。ごめん。

なぜレスバが起こるのか?





まずはこれ、そもそも「なんでレスバトルが起こってしまうの?」という話。
恐らく「自身から見て間違った考えを持つ相手に『こちらの考えの方が正しい』と教え込まないといけない」という一種の正義感とか、「間違っている相手を正しい考えに導いてあげる」という親切心からきているように感じた。

もちろん人間なんて人それぞれ多種多様十人十色焼肉定食本日半額なんだけど、それを理解したつもりになっている人が「その考え方は間違ってはないかもしれないけど、俺の考えの方が正しい。そっちもそう思ってたほうが得するよ」などと言ったりするけど、こういう発言は「発言者は一種の親切だと思っているが、実際には親切の皮をかぶった迷惑」とはっきり言っておきます。何事も「俺は正しい、俺は優しくしてやってる」と思い込んでる少数派が一番恐ろしいんです。

話がそれたので少し戻しましょう。

例えとして、違う考えを持った他者に対して「こちらの考えの方が優れている」と言うと、そこから2パターンに分岐します。

まず1パターン目は素直に相手が認めるパターン。とはいってもそんなパターンめったにないですが、他者が「確かにこちらの考えの方が優れているような気がする」と感じた際にはこちらのパターンに分岐します。
まず「素直に間違いを認める」といった行為は「それまで過去の自身が正しいと思っていたことを今の自身が否定し、短時間で新しい考えへと変える」こととなり、自身のプライドを傷つけてしまう。そもそも人間年を取ればとるほど自分の間違いを訂正・謝罪することのハードルが高くなっていってしまう生き物なので、こういう相手を認める動きができる人はあんまりいない。

このパターンの場合、片方が納得し、そこで十中八九会話が終わるのでレス
バは発生しません。


次に2パターン目がよく見る、「俺は間違ってないが?」と張り合うパターン。
こうなるともうおしまい、地獄絵図阿鼻叫喚急行列車本日運休です。
皆さんもよく見ますよね、かる~い気持ちで開いたツリーにリプが20件くらい続いてること。
これは他者が「その考えは間違っていて、やはりこちらの方が正しい」、もしくは「その考えも間違ってはないと思うけど、こっちの考えも正しいっちゃ正しいよね」と発言した際、こちらのパターンに分岐してしまいます。

前者の場合、他者も干渉しているこちら側と同じように正義感や親切心で「そちらの考えは違う」と動き、相手に理解してもらおうと立ち回ります。
この場合、ほぼほぼただの水掛け論となり、どちらかがあきらめるまで終わらないレスバの開幕となります。両者が自身の考えを理解してもらおうと話し合っているうちにヒートアップし、段々「相手が正しいと思ってはいけない」という意識が根付きます。あとはもうTwitterでよくみる「100件くらいリプがぶら下がってるツリー」が完成するのを待つだけ。

後者の場合、発言してきた相手はたいてい温厚で事を穏便に済まそうとします。
しかしこの場合は干渉しているこちら側が「その考えは本当に違う」としつこくなってしまうと堪忍袋の緒が切れ、相手は応戦体制になります。こうなると相手は変貌し、こちらがあきらめるまでリプを止めなくなってくるでしょう。ただあくまで相手は「自分の考えを守りたい」という自衛からこういう行動に出ているので、こちら側が撤退すればレスバにはなりません。



レスバに終わりはあるのか?

ではここまで話したので次に本題。
個人的に導き出した結論としては、「終了は存在したりしなかったりする」となります。
抽象的で何もわからないので、またパターン分けして話していきます。
あと「レスバが時間経過で自然消滅した」はめんどくさくなったんだろうな、以外のことが思いつかなかったので書いてないです。

まず終了が存在するパターン、これは簡単で「話しているうちに相手の考えが正しく思えてきた」とどちらか片方がなるパターンです。こうなるともう後は簡単、そのことを口に出し終わらせるだけ。
でもレスバをしている人の9.9999999割は自分の考えが正しいと思っているからレスバをしているので、このゴールに行きつく人はほぼいないでしょう。

次に終了が存在しないパターン、これは「どちらも負けを認めない」パターンです。なぜ負けを認めないのか?次で話しますわ。



負けを認めないのは?

まあ様々な理由がありますが、一番は「相手の意見があまり響かず、自身の持つ考えに変化がない」というのが多いと思います。この場合は認めるどうこう以前に、まず負けという単語が頭の辞書から抜け落ちてるのでどうしようもないです。

次に多いのが恐らく「自身が劣勢だと気付かないままレスバが続き、引き返せないところまで来ていた」とかだと思います。
この場合、議題は「なぜ負けを認められないのか?」になります。もちろんプライドが邪魔をしていることには間違いないんですが、個人的に推しているのが「負けても失うものがなく、戦えば戦うほど勝機が見えてくると信じているから」という論です。

ここで関係ない話をしますが、戦争はなぜどちらかが負けを認める必要があったのでしょうかね?
その答えは簡単、認めるという答えしかないからです。
例えば、圧倒的に不利側な国がいたとしてその国が有利側の国から「今そちらが降伏するとこれ以上の犠牲は出ないであろうが、もし降伏せずにこのまま戦い続けるとそちらの国が滅ぶかもしれない」みたいな宣言がくるとします。その場合、不利側の国は「戦い続けてもきっと勝てず、このまま国が滅んでしまい国民が全滅するくらいなら犠牲を最小限に抑え、最低限国としては機能するようにするために降伏しよう」となるはずです。
要は「国」という絶対に失ってはならない、復旧が困難なものを守るために負けを認めるということ。

しかし、レスバだと絶対に失ってはならないものなんて両者どちらとも持ちあわせてないんです。
考えなんて物は、一時的でも長期的でも変えることはできます。しかし、戦争と違って復旧(どちらかというと復元)が困難なものではないので、すぐ元の考えに戻すことも簡単にできたりします。

これが非常に強く、どちらも実質失うものがない無敵な者同士の戦いなので終わらない。さらにどちらも「いつかきっと相手はこちらの考えの方が優れていると理解できる」と希望的観測を持っているので終わらない、と私は考えています。

おわりに

正直レスバなんてしても誰にもな~~んも得ないので、ここまで読んでくださったそこの方、レスバなんてやめて平和なインターネットみましょう。

このかわいいレッサーパンダが口を開けている画像でも見て癒されよう。

威嚇してるのかわかりませんが、きょとん顔がかわいいですね。それではまたどこかで。

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