芸大の通信課程に入った社会人大学生の近況、秋期編

ゲームコンテストに応募したり新作に短編ホラーゲームを作ったりして更新が遅れてしまいましたが秋期の結果です。

【イラストレーション基礎2】B70点
理解力：B- 表現力：B- 造形力：B

書籍の表紙と挿絵を想定した仕様書に沿ってカラーとモノクロイラストを描く課題です。
今期一番時間をかけた課題なんですがヒロインの顔をバーンと強調したくて魚眼パースにしたら地面のタイルがだまし絵みたいに不自然になりました。

パース定規でやってるので比率自体は間違っていないはずなんですがどうすれば違和感がなくなりますかと質問したところ定規の範囲をもう少し大きく取れば良いとの事だったので次からはもう少し頑張ってみたいと思います。

【コンセプトアート】C60点
理解力：C- 表現力：C- 造形力：C

世界観を設定し、そのコンセプトアートを描くという課題です。
もしペガサスが存在しペガサスの競馬があったら？というテーマで描きました。
コロナ前は毎年秋に北海道へ馬を見に行っていたので競馬場ではなく見慣れている育成牧場のほうにスポットを当てたのですが添削では競馬場の方が世界観が表現できて良いと書かれました。
添削にはこんな感じでどう？とレースシーンを想定した簡単なラフもついてきたんですが確かにそっちのほうが世界観が表せていて良かったです。

牧場の風景好きなんですがそれをコンセプトアートとして描けるだけの地力がありませんでした。精進します。

【色彩基礎】C68点
理解力：C- 表現力：B 造形力：B-

講師の先生の絵の中から好きなイラストを1枚選び、その色を分析し同じ配色で絵を描くという課題です。

この課題はただ描くだけでなく選んだイラストの色彩を分析しその内容も細かく書かないといけなかったので絵以外の部分で地味に苦労しました。

【デジタル演習BII】B72点
理解力：B 表現力：B 造形力：B-

イラレを使ってSNSのアイコンを作るという課題です。
1日あれば出来るとふんで一番最後に回したのですがかけた時間の少なさが顕著な出来になりました。

もし今使ってるアイコンを新しくするなら？をテーマにTwitterその他で使ってるアイコンと同じ色味にしています。
図柄もこれ、手抜きじゃなくアイコンは小さく表示されるからパッと見で何かわかるようシンプルにしたつもりでした。
ハンドルネームである花澄匝と、うちのサークルのロゴ（青薔薇で出来た三日月）をかけ合わせるイメージで作ってます。

手抜きにしか見えないけど頑張ったんですよ。

【イラスト実習II】C68点
理解力：B 表現力：C+ 造形力：C+

人とその相棒の動物、建物を設定し資料を作る＆実際に描くという課題です。
私は馬が一番見慣れているのでばん馬をモデルに小屋を引いて旅する少年という設定にしたのですがこの設定のせいで馬を動物資料と建物資料で2回描く羽目になりました。
資料の方はネットで集めた画像を参考画像にしているので公開できないのですが絵を描くのと同じくらい時間がかかって最後は死んだ目でやってました。

【人物キャラクター基礎II】C68点
理解力：B- 表現力：C+ 造形力：C+

あの恐怖のキャラクター基礎がパワーアップして帰ってきた！
ということでキャラクター基礎IIです。

今回は人体の圧縮とシルエットがメインで手足の作画の他に人体の圧縮がかかったポーズのキャラ4体、シルエットを意識したデザインとポーズのキャラ2体を描きました。

圧縮の方はキャラデザの課題ではないので再び自作ゲーのBELとDELで描いたものですが下手すぎてモチベを維持するどころかガンガン下げていました。

ゲーム制作だと見栄えの問題もあって得意なポーズしか描かないのですが、課題だとこういう描けないものをガンガン描かされ実力の無さを直視しなきゃならないので中々にしんどいです。

そんな感じで秋期もあまり大きな成果はなく、唯一誇れるのはほぼ履修モデル通りに課題を出せているという点だけでした。

私は3年次編入なので最短2年で卒業できるのですが、2年で卒業出来る人の割合は大学や学科関係なくどこも2～3割だそうで、締め切り守れてるだけいいじゃないか！と無理やり死にかけの心を鼓舞してます。

ですが私が大学に入った理由は技術習得なので学習ペースはこのまま落とさず行くものの2年目は休学の予定です。

せっかく2年で卒業できるのにちょっともったいないな…とも思うのですが入学前から言っていた事なのでポチーっと休学申請ボタン押してきました。

初志貫徹！　欲しいのは学位ではなく技術！！

ということで1年目最後の冬期も頑張ります。

ちなみにゲーム制作の方は1月に短編ホラーを1作公開しました。
『真実か挑戦か？』というゲームをモチーフにしたちょっと後味の悪いホラーです。
30分程でクリアできるのでよかったら遊んでみて下さい。

ちなみに実況して下さった人もいて、この方ニコニコ全盛期に好きだった実況者さんなんですが活動歴が長いのと元々ホラーメインなだけに動画がすごく面白いです。
ゲームの内容は気になるけど遊ぶのはめんどい、という方は是非この実況を見てみて下さい。
すごくお勧めです。

と、ここまで書いて下書きのまま放置していたのですがその間に何と……

キヨさんが実況してくれました。ヽ(; ﾟдﾟ)ﾉ
Twitterで同じKUA生の方にこれ花澄匝さんのゲームじゃないですか？と教えてもらって「誰の動画だろう？」と開いたら恐ろしく見覚えのある黒猫のアイコンが映っていて腰を抜かしました。

ゲーム制作は今年で14年になるのですが長くやってると良いこともあるものだな……としみじみ。
ちょくちょく言ってることですが、2014年からゲームコンテストに挑戦し2022年のティラノゲームフェス2022で『霧生先輩と俺』が入賞するまで6連敗してましたし、霧生先輩以前のゲームは1年でやっと100DL行くような状態で、大学へ入ったのもそんな弱小（というかゲームのグラフィックしょぼすぎ問題）から抜け出す為だったので、少しは努力が報われたのかな…と思います。

ただ、このゲームサムネの牛以外グラフィックらしいグラフィック無いので（ＵＩ自作したくらい）魅力的なキャラクターや素敵な背景を描けるよう今後も精進します。

ちなみに続編の『真・真実か×××か』を今年の8月に開催されるであろうティラノゲームフェス2024目標で制作中なので無事完成したら遊んでもらえると嬉しいです。
こっちは背景一部自作＆キャラも立ち絵ありが4名ほど出てくるので大学で習ったことをフルに活用しています。