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約1年前にアコギ買った話

ギターを教えてくれたのは父でした。
確か当時10才位だったと思う。

父の具合が良くなく入院中でしたが久しぶりにギターを弾いて見たくなり、タカミネのアコギを引っ張り出し、ネックの反り調整など調べてやってみた。
久しぶりに弾くけどスプルースとローズウッドの組み合わせのギターの煌めきのある良い音でした。

最近のアコギ事情はどうだろう?と思いネットサーフィンしてみたら、良さげなアコギがあることに気が付きまだ聞かぬ音を想像し、夢を膨らませた。
VGと言うブランドのアコギ、世界に同じスペックのギターは2本しか無いらしい。所有欲をそそらされる。早く楽器屋さんに行かねばと思い行動に移した。
開店と同時に行ったら、めっちゃ買いたい見たくなるのを恐れてお昼位に行ったような記憶。
当日、試奏してみたら大した音じゃ無い気もした、だけど何となく素朴な音が気に入り、即購入。弾きやすくて大事な相棒…。

そして買ってから数日、数週間だったか父が亡くなった。いま思うのはそのアコギとは父が引き合わせてくれたんだと思う。決してギターは上手くないけど音楽の楽しさを忘れるなと…。


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