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6品目 青菜炒め

まだオープンしたばかりですが、ご覧いただいた方からの「つくってみました」というご報告がとても嬉しいです。

今日は「架空料理屋 人生」の定番料理、青菜さえあれば、ササッとつくれる「青菜炒め」をご紹介します。これもシンプルな料理ですが、つくっていると意外とポイントがあることに気がつきました。うちでは小松菜をよく使います。小松菜は、茨城や埼玉で多く栽培されていることもあり、関東のスーパーではとてもポピュラーな野菜です。

またご感想などいただけたら励みになります。

材料(2人分)
小松菜 1P(約300g)
にんにく 1片
鷹の爪 1ヶ
サラダ油 大さじ1
塩 2つまみ
ナンプラー 小さじ1
酒 大さじ1/2
ごま油 小さじ1/2

つくり方
1)小松菜の根元に十字に切りこみを入れる。全体をしっかり洗い、水気をしっかり切る。
☆根元は土がたまっているため、よく洗いましょう。
2)1を4cm幅に切り、葉と茎に分ける。
3)にんにくはみじん切りにし、鷹の爪は中の種を取り出す。
4)フライパンにサラダ油・3を入れ、弱火でにんにくの香りが出るまで炒める。
5)2の「茎」と塩ひとつまみを入れ、中火で全体に油がまわるまで炒める。
6)2の「葉」と塩ひとつまみを入れ、中火で全体に油がまわるまで炒める。
7)酒とナンプラーを鍋肌から加え、強火でさっと炒めて火を止める。
仕上げにごま油をまわしかけ、盛り付ける。

ポイント
中華の炒め物の基本として、まずは食材の長さをきちんと揃えることが大切です。こうすることで、火の通りや味付けが均一になります。また「葉」と「茎」では火の通り方が異なるため、固い茎から先に炒めると良いです。

味付けの塩も、茎と葉とで分けて加えることで、ムラなく味付けできます。うちではナンプラーを使用していますが、ナンプラーがない場合は薄口醤油でも代用できます。ナンプラーはメーカーによってしょっぱさが異なることも多いため、分量はレシピを参考に加減してみてください。

にんにくはみじん切りにしています。ですが、お好みで薄切りにしても潰しても良いです。細かくするほど、にんにくの風味が強くなり、お酒に合う味付けになります。

炒め物は高温短時間で炒めて野菜の水分を逃がさないことが良しとされていますが、私はタイの屋台でいただくような、汁だくだくの炒め物も結構好きです。この炒め物も火加減や炒め時間によっては、汁気が多く仕上がってしまうこともありますが、あまり気にせずに美味しく召し上がっていただけたらと思います。
これから夏に向かって空芯菜が旬を迎えますので、小松菜だけでなく、さまざまな青菜を使ってお楽しみくださいませ。ちなみに、青菜の中で、ほうれん草はえぐみが強いため、個人的に炒め物に使用するのはあまりおすすめしません。

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料理家 武山ふみえのホームページ
http://takeyamafumie.com/

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@jinsei___

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