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私の洋裁用ボディ/自分用ボディ検討中の方へ・ボディは2体持ちをおすすめします

ソーイング・手芸が好きな49歳女です。
この記事では私が使用している洋裁用ボディについて書きます。
ボディ欲しいな、買おうかな、という方の参考にしていただければ良いなと思います。
私の洋裁用ボディについては、こちらの動画でも取り上げています。
よければ併せてご覧ください。

キイヤボディ

私の洋裁は独学ですが、私の姉は服飾の専門学校を卒業後、有名下着会社でデザイナーをしておりました。
その姉からは、「ボディはキイヤか七彩」と聞いておりネットで探して、キイヤボディを入手しました。

9号ボディは学校でも使われるせいか中古が多く売られていて、入手しやすいです。
個人的に7号か悩んだのですが、自分以外の服にも活用する為、大体Mサイズ相当と思われる9号… 業務用でゆるみ分量の入った寸法のもの…を中古で購入しました。

以前の勤め先ではボディをよく使用していたものの、立体裁断の経験は私にはありません。
洋服を作るよりも、洋服のサイズ調整をする時にあればいいなと思ったのが購入のきっかけでした。

私は海外古着が好きなのですが、背の低い私にはほとんどの場合体に合わずサイズ調整が必要です。これまでは鏡の前で着てはピンを打ち、縫っては着て、また脱いで、着て…  時には裸のままミシンに向かい…
ボディがあれば随分と楽になります。

工業用ボディ

ところがちょっと誤算があったのです。
ゆるみ入りのこのボディ、コートのお直しに大活躍したのですが、普段着ている服が入らないのです。
アウターの直しや洋服作りには頼りになるのですが、自分の普段着のサイズ調整には向かなかったのです。


ヌードボディも欲しい

そこで欲しくなったのが、自分の体の寸法のボディです。
ゆるみ入りの7号ボディでも良いのかも知れませんが、下着会社の社員であった姉からはヌードボディの存在も聞いていました。
場所をとるので躊躇しつつ、私は2体目のボディを購入したのです。

新品で、家庭用のそのボディは工業用と比べてとても軽く、価格も半分ほど(新品比)です。
結論から申しますと、買って本当に良かったので、自分用ボディは2体持ちをお勧めします。
もしどちらか一方、というならヌードボディでしょうか。
何故ならボディは肉付けしたら何とかなるからです。

ヌードボディ

初めての肉襦袢作り

余談ですが、昨年知人の洋服を作る事になり、肉襦袢という物を初めて作りました。
13号のボディ、、できる事なら欲しかったのですがそう簡単にもいかず、かと言って紙を広げる気にもなれず。もしかして探せばレンタルもあったのでしょうか。

何と何と9号ボディが13号前後になる様、綿やキルト芯、胸パットや使い古したタオルまで使って形成しました。
制作動画や写真も撮りたかったのですが、寸法や体型は個人情報なので失礼かなと思い自粛しました。
着脱可能の肉襦袢、またの機会を待って家のクローゼットにぶら下がっています。


ここまでボディについて書きましたが、私が洋服の制作やサイズ調整の際に毎回実感している事があります。
それは試着がとても大事だという事です。

ヌードボディは雰囲気を見るのにとっても役立ち、頼りになりますが、寸法は同じでも体型は違うのです。
自分で着てみて気がつく部分が本当に多い!
細かい部分での自分の好みも見えてきます。
この自分の好みを知ると、次回からの作業に始めから取り入れる事が出来ます。
自分の洋服だけでなく、誰かの服を作っている時も必ず袖を通す事をおすすめします。


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