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京都で出会ったつけ麺スタイルのうどん


 今日はなかなかいい天気でした。 鴨川はいつ来ても変わらず、その場でそのまま私を迎えてくれますね。


 今日は私が日本で一番好きな場所の一つの京都での初日です。 旅の初日、最初の食事を何にしようか。

 実は朝、哲学の道から歩いて降りてきた時からずっと悩んでいました。

 高級和食や懐石料理屋が多い中之町側から河原町側に渡ると、雰囲気が変わってうどん屋さんが見えてきました!

最初の食事だし、まだまだ旅が続くので、あまり食べ過ぎないように、と思いながら、四条大橋通りを渡って河原町通りに向かうと、なんと!うどん屋さんが見えてきました。


 華やかで伝統的な日本料理店が立ち並ぶこの河原町で食べるうどんは果たしてどうなのか、期待に胸を膨らませて入ってみます。 外観はこの辺りのお店と同じような雰囲気ですね。

名代おめん 四条先斗町店

 京都にいくつか支店があり、アメリカにも支店があるということで、ちょっとオシャレな内装ではないかと思っていましたが、思ったより普通の近所のうどん屋さんに近いです。むしろ親しみやすくていい感じ。

 基本的にうどんと天ぷらメニューがメイン。シグネチャーメニューは何があるのでしょうか?サバ寿司に桜海老の山菜うどん、白米素うどん、全粒粉山かけ、ごま豆乳うどんが目立ちますね。

 様々なバリエーションのメニューも食べたいところですが、初日は麺の食感をしっかり味わいたいので、麺をスープに浸して食べる基本スタイルにします。これが美味しかったらまた来ますよ。

 実はサバ寿司はあまり選ばないのですが、このお店の看板メニューらしいので、サバ寿司セットで注文してみます。 

 観光地の近くなので人も多く、お客さんも多いのですが、スタッフさんの対応は完璧ですね。 慣れているようです。 基本のうどんは冷麺ですが、スタッフに聞くと温麺も選べるそうです。 ほとんどの人は基本のうどんに天ぷらセットやサバ寿司を頼むようです。

うどんが出ました。

 まずはスープを見ます。柚子の皮が入っていますが、塩分が少なくあっさりしています。スタッフの指示通り、国産牛、白菜、大豆、小麦ふすま、菜種、ゴマをスープに混ぜます。さあ、食べやすい状態になりました。

 麺は、柔らかいです。

 私はもう少しコシのある麺を期待していましたが、悪くないです。

出汁よりも麺を重視した感じですね。 自家製麺なので、麺だけで食べても美味しく、麺が主役のうどんです。


 出汁の辛さはこのくらいが丁度いいと思います。スープに技をかけるつもりはないようです。 ここは普通の古い味がします。

  鯖の寿司は、ご飯は薄く、肉は分厚いです。 心配していたのと違って生臭くなく、あっさりしています。 魚の味がするときにうどんの出汁を少し飲めば大丈夫です。お寿司が苦手な方は、天ぷらセットを注文してもいいと思います。 

 いつもと違うスタイルのうどんを食べてみましたが、ヘルシーで基本に忠実な味で満足でした。 派手で甘かったり塩辛かったりするうどんが好きな方はがっかりすると思います。

 実は最近では派手なうどん屋さんも多いのですが、京都で期待される味を実現できていないのかもしれません。それに値段も高いので、がっかりするお客さんもいるかもしれません。

 でも、素材の食感を十分に生かしたものが好きで、刺激的な塩味が苦手な私にとっては良かったです。 天ぷらがしっかりしているということなので、次は天ぷら以外のメニューにも挑戦してみたいと思います。

photo by omen
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今日は錦市場と新風館の方に行って、夜は美味しいすき焼きを食べようと思っています。京都の食の旅が今から楽しみです。 最初の一食、おいしくいただきました。





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