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鬱病ニートのxx"₁

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一日中寝ていたから、久しぶりにこの時間に思考してみた。

ブロン飲んでの思考が好きだったけど、依存を断ち切るために飲まずに思考することを始めてみようと思ったりして。勿論ODせずにね。

あたしと向き合う時間が増えて、鬱が頭を支配して苦しかった。それでも考えることにした。きっと今向き合わないとこのまま鬱に殺され続けて、自殺脳になってしまうことが見えていたから。

思考してみて、意外にあたしは理解していると思っていた自分のことを理解してないみたいだった。


ずっと自己肯定感が誰よりも低くてどん底で、あたしのことを認められなかった。誰に褒められても素直に受け取れず、" そうじゃない、こうじゃない、なにもできてない " と否定して認めなかった。少しのことであたしのせいだと全部思い込んで責めては息が出来ないほど苦しくなる毎日で、全てがあたしの首を絞めていた。人間不信はどんどん酷くなっていって、人と関わるからこうなるんだと一人でいようと自分を閉鎖した。


三年前、精神科の医者は言った。「あまりの自己肯定感の低さだからもっと自分を認めてあげて欲しい。あなたは本当はとても頑張っているのに少しの頑張りもあなたがすごいこともぜんぶ分からなくなってしまっている。」と。

うるせえ、黙れよ。あたしの何も知らないくせに。そう思った、医者は嫌いだ。初対面であたしのことを知ったかのように口を聞くから。病院には行かなくなって、鬱はどんどん酷くなって、ほぼ毎日ODに縋った。楽になった。これが幸せだと思った。多幸感で満たされれば誰かと話したくなる。誰でもいい。アプリで繋がった知らない人と代わる代わる話した。ODで自傷することがあたしの安定剤へと化していた。

誰かの意見にうなずくのはあまり得意じゃないが、今ならその医者の言ったことは理解ができた。あたしは結局、あたしを見ないことで、あたしから逃げることで、鬱病を理由に薬に縋ることで、愛してほしいと人に依存しては、自分で自分の首を絞めているだけだった。完璧主義を壊せなくて謎のプライドで素直になれずに救いを遠ざけて逃げて、苦しめていたのは自分だった。赦されたかった。

この苦しみは、誰かがあたしを愛して救ってくれる。ODがあたしを救ってくれる。環境に甘えて何かが心を治してくれるのを待っている自分がいた。治そうとした自分の努力はちっぽけなものだった。ODは辞めれず、愛が足りないと喚き、周りに苦痛を押し付けてまた逃げていた。愛されていることも、私の頑張りも認められなくて拾えなくて。自分から手を離していた。

人は失ってから気付くことが余りにも多すぎると思う。遮断しすぎて視界は狭まる一方で、何も分からなくなっていたあたしは自殺脳になっていった。未遂も三回ほどしたか。あたしが手を離してといっても何度も救いあげてくれていた手が無くなったとき、薬を全て捨てたとき、分かったことだった。今更理解することが出来ても、もう遅いというに。

あたしがこの鬱と苦しみを消すのに必要なのは人に愛してほしいと依存して縋ることではなく、薬に縋って逃げることでもなくて、あたしがあたしを肯定してあげることだった。あたしに向けてくれた愛も愛情も言葉も、拒否してかき消して疑うんじゃなくて素直に受け取って。人間に裏切られた過去があれば人間を信じるというのは難しいけど、だからこそあたしを認めて愛してあげられるのはあたししか居ないと。

あたしがあたしを愛してあげられなくてどうするんだ。褒めてあげられなくて、自分の首を絞めて。無駄なことをしてきたのかもしれないな、今まで。

今更でもあたしはあたしを認めて愛してあげることから始めようと思う。そうすれば自己肯定感も嫌でもすこしはプラスになっていくはず。人間不信も少しずつ緩和していくはず。

あたしが自分を肯定して自分を愛してあげたうえで、愛されるならきっと苦痛を押し付けてお互いが苦しい命を賭けるような依存をすることは無いと思う。毎日死にたいと思う自殺脳になることはないと思う。全部一人で抱えて塞ぎ込むことも無くなると、ODに縋らなくても延命できるようになると思う。本当の幸せを知ることが出来ると思う。ただの思考であって正解は解らないけど、きっと。


人生は長くて悩んだり考えることが沢山あるよね。これからの将来だったり。今の自分だったり。このクソ社会はクソ人生は分岐点が多すぎるし、落ち込んでいる人間にとって、あたしみたいなすぐ自殺脳になってしまうような人間にとっては、自殺ルートが多すぎる。自殺ルートじゃなくても、後悔するような自分を苦しめるルートばかりだ。

決断をするということはすごく大変なことでそれには、沢山の思考と時間を使ってエネルギーを使う。考えて自分を見失ってしまうかもしれない。あたしはその負に、鬱に陥らないようになるべく "あたしなんかが " と自分を下劣に扱うのを辞めようと思う。もしそんなルートになりそうな貴方も。そんなルートを選んでしまった貴方も。誰も何も間違ってない。もちろんあたしも。引きずってねえで、不幸自慢してねえで、自分を愛してあげて。天才になるから。天才になって、マリオのスター喰って無敵モードになってから、悩んで迷って思考すればきっとクッパも倒せるしピーチ姫と幸せになるよ、絶対。


そしてこれを理解したあたしはお前らだれにも負けない、超絶可愛い堕天使になろうと思います。

天才、可愛い、ゲームが上手い、生きてるだけでいい。全ての言葉に首を縦に振ってやる。

誰かがそれを否定したとしても、あたしはあたしを愛してやるんだ。

あたしが可愛いと思えば可愛いし、あたしが天才だと思えば天才なんだ。

メンタルが弱いのは弱いままかもしれない。すぐ潰れる豆腐でもそれでもそこに売ってる豆腐より可愛いってメンタルであたしを認めてやるんだ。

僕は気付いてしまった。あたしは可愛くて!天才で!ゲームもできて!鬱を治そうと頑張ってて偉い!あまりにも天才で泣ける!

あたしもおまえもみんなもだれも生きてる方が可愛いよ。生きてる方が可愛いって誰かが歌ってたから真似してみた。

あたしはあたしの生き方で、あたしの世界で、あたしの孤独まで愛せてしまう最凶に可愛い堕天使になるんだ。

そしてあたしも誰かを救えたらいいと思う。



んー、なんかオムライス食いたくね?

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