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【花様年華BU】7人があかした学生時代のエピソード
さて今回は、BUオタクとしては見逃せない、本編にはさほど食い込んでないけど彼らが劇中であかした学生時代の珠玉のエピソードについて書こうと思います。
花様年華THE NOTES1と2、さらにLYS〜MOS7までのアルバムに封入されてるミニ版20冊、これら小説版を本編と位置付けてます。
さらに、マンガ版、ゲーム版とBUのストーリーが補完され、ここではタイムリープを繰り返すソクジンを主人公におくことで、推しの死因が増えるだけの地獄深堀りしたエピソードを楽しめるのも魅力です。
全編オタクの妄想でつくった二次創作みたいですがすべて公式から出てるところがコワイ素晴らしいところでもあります。
BUコンテンツは、MVにもそのストーリーがおよび、この壮大な企画が長年明らかにされないまま進行していたため、多くのオタクたちを現在まで拗らせた経緯があります(諸説あり)。
で、花様年華BUストーリーってどんな内容?
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わかりやすくまとめられたあやさんのnoteをご査収ください(いつも大変お世話になっております)。できましたら全て。
今回は花様年華BU地獄から抜け出せない同じ境遇の方にしかわからない内容になってしまったかもしれません。
申し訳ございません。
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素行不良テギ
ソクジン兄さんは校長に、ユンギ兄さんと俺がこの数日間、どんなことをしでかしたのか、全部話した。授業をサボって塀を越え、他の生徒たちとケンカした話まで全部だ。
20年3月20日 テヒョン
[夏の終わり、1人の始まり]
ダントツですきすぎるエピソード。
ユンギは7人でいる時以外は孤高の一匹狼だと思ってたから、テヒョンとつるんで他校生とケンカしてるとか最高のキャラ付け。
しかも『数日間』『どんなことをしでかしたのか』て表現から、ケンカ以外のこともしてるぽい。素行不良テギめちゃくちゃ強い。
ユンギに関しては、あの退学事件のときもかなりガタイのいい教師を片手で静止してたし、ケンカめちゃくちゃ強いのでは?!
それをふまえてRUN MVのジョングクとのケンカシーン見ると大拗らせするのでオススメです。
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ジョングクの"居場所"
1か所に集まってゲームをしながら振り向き、なんでこんなに遅くなったんだと言いそうだった。ソクジン兄さんとナムジュン兄さんは本を読み、テヒョン兄さんはゲームをして、ユンギ兄さんはピアノを弾き、ホソク兄さんとジミン兄さんはダンスを踊っているような気がした。
20年9月30日 ジョングク
[夏の終わり、1人の始まり]
もう誰もこなくなった倉庫の教室を回想してるエピソード。
こんな当たり前の景色がかけがえのない大切な瞬間だったんだよね。
自分の存在に気づいてくれる兄さんたちがいて、ここには自分の居場所がちゃんとあったってことがよくわかる。
7人一緒にいることがなによりも大切だったんだろうな(嗚咽)
ユンギの観察眼
倉庫の教室のどこかでナムジュンがテヒョンをたしなめようとして逆にからかわれ、ホソクは慌ただしく動き回り、ジョングクは自分の居場所が分からず、落ち着かない様子でうろうろしていた。
22年4月11日 ユンギ
[道に迷った時、見つけるべきもの]
2年ぶりにソクジンとジミン以外の5人でコンテナに集まったとき、こいつらあの頃と変わんね〜なってユンギが回想したエピソード。
めちゃくちゃ良い。テヒョンに逆にからかわれるナム、なにそれ。動き回るホソクって。想像しただけで最高。
ジョングクはまだユンギになついてないころかな。
ユンギってだれかに絡んでくイメージあんまりないのにめちゃくちゃまわりのことを見てるし覚えてる。この件についてはゲーム版でソクジンにかなり深堀りされており、結果「みんなを見守ってくれた」認定されちゃうユンギ。
ホプミンという一服の清涼剤
兄さんは、1人も知り合いのいない転校生の僕に分け隔てなく接してくれた人だった。わざわざ遠回りをして一緒に下校してくれた人でもあった。
22年5月11日 ジミン
ミニ版にも出てくる、ホソクは自分ちと方向がちがうのに家が遠いジミンと一緒に帰ってあげてたというホッコリすぎるエピソード。
この時間が1日でも長く続いたらいいな、とジミンは願うわけですが、ほどなくして発作を起こし2年も閉鎖病棟に入院するという展開が待ってるのです。
ホプミンペアは花様年華BUおける一服の清涼剤であり希望。
ジョングクの印象
いつだったか、誰もいないアジトの教室の戸を開けて入ってきたジョングクの姿が浮かんだ。あの時、ジョングクは中学3年生だった。世間知らずのような顔に、何かが終わったことを悟ったような喪失感があった。
22年6月13日 ホソク
初めて会った時、ジョングクは中学生だった。いつもいじけていて、独りぼっちだった。同級生とつきあわず、俺たちとばかりつるんでいた。誰にだって事情があるのだと考えた。口出ししないのが最善だと思った。
22年5月12日 ユンギ
『何かが終わったことを悟ったような喪失感』『いつもいじけていて、独りぼっち』
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こんな感じの陰気な顔してたのかな。のちに彼が笑うと顔面から光を放つことにヒョンたちびっくりしたよね〜っ
ソクジンの印象
2年前、俺が知っていた兄さんの姿、本当の姿。弟たちにからかわれて恥ずかしそうに笑っていた兄さん。友達の悩みを真剣に聞いてあげていた兄さん。俺たちにとって最善の選択は何か、悩みながらまごついていた兄さんだった。
22年5月22日 テヒョン
[僕たちの生涯で一番美しい日]
ソクジンは、弟思いで親しみやすい人だったんだろうなと感じるエピソード。『友達の悩みを真剣にきいてあげていた』ってことは、けっこう腹を割って話してたこともあったと推測……友達のことを本当に大切する人だと思う。タイムリープしてまで友達の不幸を救う覚悟があったんだもん。
貴重なエピソードの宝石箱や〜!
「兄さん、高校の時に俺と一緒にユンギ兄さんを探しに行ったの、覚えてますか?何日も学校に来ないから、退学になるかもってソンジュ中を探したじゃないですか」
「ナムジュン兄さんが病気になった時、ガソリンスタンドのアルバイトを代わりにやるって出しゃばって社長から怒られたこともあったし」
「兄さん、俺たちが初めて会った日、覚えてますか?遅刻した罰に掃除したこと、ジミンと俺の高校の入学式の時に兄さんがジャージャー麺をおごってくれたこと、覚えてますか?」
22年5月22日 テヒョン
[僕たちの生涯で一番美しい日]
大事な記憶を忘れちゃったソクジンにとっておきエピソードを披露するテヒョン。
ありがとうございます!
ユンギを必死に探すテテジン良〜〜〜!
そんで本人はしれっと戻ってきてそうだよな〜
ナムのバイト替わろうとしたのはさすがに良い人こえて意味わからん。バ先行って 「今日からキムナムジュンのかわりに入るキムソクジンです」とか言ったんかな。オモロ。
入学祝いにジャージャー麺おごってもらったことがスラスラ出てくるテヒョン……すき。
ユンギが語った"一番幸せだった日"(号泣)
思い返せばジョングクとテヒョン、そして皆のおかげで俺には起こりえないような楽しい瞬間がたくさんあった。そしてそのうち一部はここ、倉庫の教室で起こった。あの時以来、本心から笑ったことがあっただろうか。あの時以来、生きていたいと思ったことがあっただろうか。
(中略)
ホソクがピアノを弾く俺を後ろからハグしていたずらしたこと。『兄さん、ピアノを弾くならちゃんと弾かないと。髪もびしっと分けて、高いスーツをぱりっと着て!』ジョングクが言った。『兄さん、今度の誕生日に蝶ネクタイ買ってあげますよ』『あっち行け!』すると、ジョングクとホソクは怖いと大騒ぎしながら逃げる真似をした。
窓際に座って本を読んでいたナムジュンが言った。『おい、ゆっくり走れよ、ユンギ兄さん、走るの超遅いんだぞ』ナムジュンの言葉に爆笑したソクジン兄さんが、かばんからカメラを取り出した。ジミンがピアノの椅子に一緒に座ってポーズを取った。『未来の天才ミュージシャンとともに!』
皆の笑い声がアジトの教室にこだました。その姿をソクジン兄さんがカメラに収めた。俺も俺なりのやり方でその日を記録した。皆が笑った日、一番幸せだった日、俺たちが一緒だった時間。それがこの楽譜だった。
22年6月13日 ユンギ
[僕の居場所を見つけること、
互いの居場所を残しておくこと]
どんだけ読んだからわからない。いまでこそ普通に読めるようになったけど、この場面はぼろぼろ泣いちゃう。
しかも、これは本編に思いきり食い込むエピソードでした(だってすきなんだもん……)
ユンギから『生きていたい』『一番幸せだった日』て言葉がでてくるんだよ、、こんな日があったんだね。
『ジョングクとテヒョン』て名前をあげてるから、やっぱりテヒョンとよくつるんでたのがわかる。でもジョングクに比べるとエピソードがほとんどないのは、ここではいえないようなことをしてたんだろうか(ヤダ!最高!)
『俺には起こりえないような楽しい瞬間がたくさんあった』ってだけでも泣けるのに、
ユンギがこんなにも鮮明に思い出したのはピアノを囲って一緒に笑った『一番幸せだった日』なの泣ける〜〜ほんと泣ける。
ちなみに、このときテヒョンはどこいった?と思ったら、
僕は床に寝たままでその写真を手にとった。ユンギがピアノを弾いていた。 ホソクとジョングクが後ろでいたずらをした。ナムジュンが何か話しかけ、テヒョンはユンギの頭の上でVサインをした。ジミンが急いでフレームに入ろうとして、おかしなポーズを取っていた。
22年8月2日 ソクジン
ユンギの頭の上でVサインをしてたんだね!
まったく気づいてなかったユンギかわいい〜!
ソクジン、初めて酒を飲むの巻
俺は兄さんが初めて酒を飲んだのがいつか知っていた。 高2の時だった。授業をサボって裏門を乗り越え、学校を抜け出した俺たちは、通りすがりの不良に因縁をつけられた。ソクジン兄さんとジミン、テヒョン、そして俺の4人だった。 結果は明白だった。ケンカが得意な奴は誰もいなかった。したたかに殴られて地面に転がされ、不良たちが行ってしまった後、俺たちは大げさに肩で息をしながらヤンジ川の橋の下に座った。
缶ビールを買ってきたのがジミンだったか、テヒョンだったかは覚えていない。ソクジン兄さんはぎこちない手つきで缶を開けた。俺たちは冗談交じりに劣等感と怒りをぶちまけ、乾杯をして一気に飲み干した。そして、その後はずっと赤い顔でくだを巻き、眠ってまた起きるとくだを巻いた。
『僕、酒飲むの初めてなんだ』 兄さんの告白に、誰かが言った。『あとやってないこと、 何があります?今日全部やってしまおう』その日兄さんは初めて人を殴り、初めて酒を飲んだ。
22年6月18日 ナムジュン
[僕の居場所を見つけること、
互いの居場所を残しておくこと]
とんでもないエピソードがぶっこまれちゃいました。この日だけスピンオフしませんか?
ジミンのキャラ設定、おとなしくて内気な性格かと思いきや、MVのときみたいなかなり弾けてるところがあって、このときもビール買い出しに行ったのがジミンかもしれないとか最高じゃん。
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『あとやってないこと、何があります?』てマジでだれが言ったの?ナムジュンじゃないとしたら、クオズのどちらかしかいないんだよね。ジミンだったらどうしよう。
さらには
俺たちは線路沿いを歩いた。「ここでたくさんいたずらしたじゃないですか。 駅員に追いかけられて逃げたこともあったし」
「逃げた時に転んだ傷、ここにまだ残ってます」ジミンが左のすねを指差して言った。
22年8月2日 テヒョン
やっぱりこの時もジミンいるなあ〜〜!!
素行悪いクオズとソクジン良いな〜〜!!
仲良しクサズ
「ホソク、俺たち高校の時に遅刻して初めて一緒に掃除した日のこと、覚えてるか?」
「あの時、ソクジン兄さんがまるで生まれて初めて掃除をする人みたいだったから、お前と俺で後ろから見てあきれてたじゃないか」
22年7月31日 ホソク
掃除したことないソクジンお坊ちゃま〜〜!て思ったけど、罰として校内清掃した経験がないだけなのかも。
掃除の仕方がわかんなくてクサズにあきれられたソクジン、愛おしい。クサズも仲良さそうでなにより。
ソクジン、ポラロイドで撮りまくるの巻
教室で、海で、街で、誰かが誰かを突き飛ばし、抱きしめ、いたずらっぽく殴った。顔に生クリームを塗りたくったホソクとジミンの顔もあり、ピアノを弾くユンギとその横に座ったジョングクの後ろ姿もあった。窓辺に座ってポーズを取っているナムジュンや、カメラのレンズの真ん前でバカみたいに笑うテヒョンも、全て四角いフィルムに記録されていた。
22年8月2日 ソクジン
その写真全部ほし〜〜!!!てのはさておき、ハンディカムだけでなくピンクのポラロイドでもほんとにたくさん撮ってたんだね。
顔に生クリームを塗りたくったホプミン、もう字面だけでかわいい。めちゃくちゃ笑顔か、もしくはあざとくポーズとかしてうつってるのか見たい。
ピアノ弾くヤンコチは撮るよね。どエモいから。
ナムジュンだけかっこよく撮ってる疑惑ある。窓辺に座るナムは被写体として完璧だからしかたないか〜
テヒョンはぜったいマトモに撮らせてくれなそう!かわいすぎる!
"一緒なら笑える"
写真に写った瞬間が特別だからではなかった。 俺たちの高校時代にそんな日々は数えきれないほどあった。そんな日ばかりだった。それは、覚えているかどうかという問題ではなかった。
22年8月2日 テヒョン
テヒョン、あなたの言葉はいつもまっすぐで胸を打つ。
7人が一緒に笑った日々、1年と数ヶ月。
ソクジン兄さんを最後に見たのは、夏休みが始まった日だった。なぜか避けているようだったから僕も近寄らなかったが、転校したという話を後で聞いた。ユンギ兄さんはもとからそうだったが、連絡をしても返事がないし、ナムジュンの消息は誰も知らなかった。ナムジュンを特に慕っていたテヒョンは、いつからか学校に来なくなったが、街でグラフィティを描いて、よく警察の世話になっているらしい。ジョングクはたまに店のガラスドアの外に現れたりした。どこかで言い争いでもしたのか、顔に傷があることも多かった。そして、ジミンは救急救命室から運ばれていく姿を見たのが最後だった。
ホソク 22年3月2日
[道に迷った時、見つけるべきもの]
ソンジュ第一高校をちゃんと卒業したのはホソクだけだった(ジョングクは在学中)
彼らの言葉でつづられた[青春の自由と不安感]は、いつもはちゃめちゃで乱暴で、まぶしくて切なくて、特別ではないけど人生でもっとも美しい瞬間なんだって、痛いほどに伝わってくる。
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そんな学生時代のエピソードを抱きしめながら、今日も彼らに想いを馳せるのでした。
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