研修をドタキャンする人
研修当日の20分前とかに、
「急な仕事が入ってしまったので欠席します。とりあえず資料だけ送っておいてもらえれば見ておきますのでお願いします。あと、動画も撮られるならそのURLも送っておいてもらえますか?」
みたいな人は本当に多いです。
本当はシカトしたいけどそうもいきませんので
「あいにく参加後に復習用資料をお送りしているのみです。次回の参加をご検討ください。」
と本当のようなウソで返信します。
で、ここからがポイントで、これでも文句を言ってくる人は比較的まともな人で、すぐ折れる人はダメな人ばかりということです。
なぜか?
そもそも、まともな人というのは本当に研修を受けたくて申し込んでいます。だからこそ急用で受けられなくなったからと簡単に諦めることはできず、なんとか少しでも学習できる方法として「資料くれ」「動画くれ」と食い下がります。
一方でダメな人はそこまでの意欲はそもそも持っていないので「まいっか」とばかりにすぐ折れます。で、大体二度と申し込んできません。講師も講師で、ダメな講師は「理解のある人でよかった」とか言っちゃって見ててすごく恥ずかしいです。そんなの怒れよと。舐めんなと。
じゃあそんなクレクレ星人が全員まともかというと、せいぜい1割です。真のまともな人は。
例えば、半年ぶりに会う予定だった遠距離恋愛カップルの片方に急な仕事が入ってしまってそのデートのドタキャンをせざるを得ない状況になったとしますよね。
あなたなら、恋人に何を言いますか?
・どんな急用なのか
・どれくらい大事なのか
・細かい事情
・穴埋めをどうするか
こんなことではなくて、謝罪して謝罪して謝罪するのがまともな人です。それ以外はダメな人です。
そう考えていくと、急な予定だから仕方ないとか資料くれとか動画見せろとか、かなり横暴ですね。オマエはまず謝れと。大事な予定があるのに仕事を取るなと。調整したのかと。任せられなかったのかと。バカなのかと。
さすがに講師がそこまで言うと「何様ですか?売上のない部署の人間のくせに」ってなるので滅多に言いませんが、研修を受ける以前の人だなって思うことにしています。
とここまで書いておいてなんですが、ドタキャンしたところでこっちのやることはたいして変わらないのでそういう人はどうぞお好きにしてくださいって思ってたりします。
ただ「人が育たない」「できる人材がとれない」「自主的に学ぶ姿勢がない」「学習意欲がない」とかほざいてるのを普段から聞いているのでイラッとするだけです。じゃあ研修くらいしっかり受けろよと。受けさせろよと。
まずは研修のドタキャンを簡単に許さないことが大事なのではないでしょうかね?そんなに簡単に授業サボるの?と。
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