「印象に残ること」と「正しいかどうか」は別の話

マーケティング心理学と「伝え方が9割」という本を読んだことがあります。

そのときの感想は「案外、きっかけさえあれば人に印象を残せてしまうものなんだなぁ」ということ。


例えば、CMを何回も流す。映画に派手なシーンを入れる。

同じ言葉を繰り返す。

こうしたことをすると、人の印象に残って、選んでもらいやすいそうです。


これを知った今考えてみると、「印象に残っていることじゃない方」が重要な場合があるのではと気づきました。

私は本を書き写すのが趣味なのですが、書き写しをしていると、太文字ではないところの文章に納得したり、大事なことが書いてあると感じることが多々あります。


もちろん、印象に残ってかつ、正しいこともあると思います。

「印象に残るからそれが正しい」ではなく「印象に残る残らないに関わらずその情報が正しいのか、自分にとって必要な情報なのか」を考えてみたら、世界の見え方が少し変わるかもしれません。

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