見出し画像

おーい、でこぼこえねみーず 1日目

気分変調症(持続性抑うつ障害)とは

持続性抑うつ障害

抑うつ症状が寛解することなく,2年以上持続する場合は,持続性抑うつ障害(PDD)に分類されるが,これはかつて慢性大うつ病性障害および気分変調性障害と呼ばれていた疾患を統合するカテゴリーである。

典型的には,症状が青年期から潜行性に始まり,年単位または十年単位で持続することがある。症状の数は,うつ病エピソードの閾値近傍で上下変動することが多い。

患者は,常に陰うつで,悲観的で,ユーモアを欠き,受動的で,無気力で,内向的で,自分および他人を過度に批判し,不平不満が多い場合がある。またPDD患者は,基礎疾患として 不安症物質使用障害,または パーソナリティ障害(すなわち,境界性パーソナリティ障害)を有している可能性がより高い。

持続性抑うつ障害を診断するには,ほぼ1日中持続する抑うつ気分が半数以上の日にわたってみられる期間が少なくとも2年以上続いていて,かつ以下のうち2つ以上が認められなければならない:
食欲減退または過食
不眠または過眠
気力減退または疲労感
自尊心の低下
集中力低下または決断困難
絶望感

抑うつ症候群-08.精神障害-MSDマニュアル プロフェッショナル版


布団の中から


「いってらっしゃい」「おかえり」
この2つは、家族が出かける前や帰ってきた後にかける言葉ではないでしょうか。
周りから見ればごくごく当たり前の日常の一コマも
"玄関で"と"布団の中で"では、場面が変わると意味も変わってしまいますよね。
そしてさらに、食事の準備もできていない…となるとある人は「今まで何をしていたのか」と思い、またある人は「ズボラすぎる」と思うかもしれません。

ただ、これは私の日常の一コマです。

結婚当初は、こんな理想を描いていました。
旦那さんが仕事に行く時は玄関で「いってらっしゃい」と見送り、
旦那さんが帰ってきた時には「おかえりなさい」と出迎え、温かい手料理を振る舞う。
皆さまの"良き妻"のイメージと重なる部分もあるのではないでしょうか。

今となっては、そんなに頑張らなくてもなんとかなると自分に声をかけてあげるのですが、
当時は理想と現実とのギャップに自分自身を責め続ける毎日でした。
(今現在も自責の念に駆られることは多々ありますが…)
「なんでできなかったんだろう」「サボってしまった」「気合いが足りなかった」など、理由を探しては落ち込み、頭の中がぐちゃぐちゃに…
そうなると何もできなくなるし目の前のやるべき事は進まなくなって自分を責める、
これの繰り返しでした。

そんなの「よしっ!」と切り替えれば良いのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、その「よしっ!」ができないのです。
踏ん張る力というのでしょうか、
例えるならば転びそうになった時、通常なら足や手が瞬時に出てきて、身体を支えますが、その機能が働かずそのまま ぽてっ と転んでしまう感じです。
私の踏ん張る力が出ないのはずっと気合いが足りないからだと思っていました。

でも、気合いでどうにかなるならば心の病気に苦しむ人はいないくなるだろう…と今では感じています。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?