「高田賢三 夢をかける」展の話
オペラシティアートギャラリーにて開催中の
「高田賢三 夢をかける」 観て来た!
これぞKENZO!なカラフルでハッピーなお洋服を間近でたくさん見られる素敵空間。
KENZOといえば、2021年の展示がとてもよかったなぁ。
そのときの模様はこちら↓
このときはあの会場規模でめちゃくちゃギュギュッと濃縮されていた印象だったから、それに比べて今回は大きな会場だけど思ったよりコンパクトにまとまっていた感はあった。
(デザイン画が通路みたいなとこにさらさら〜っと並べて展示されていたところとか。何十年もデザイナーとして活躍し続けてきたんだし多分もっと大量の資料があるだろうに…と物足りなく感じてしまった)
それにしても!
このリボンを繋ぎ合わせたドレスは涙が出るほど美しかったなぁ〜
山口小夜子さんが着てるのがまた!とんでもない美しさ。
やっぱり服って単品でももちろん美しいんだけど、人が着て動いて完成なんだよな。
色んな国の民族衣装のエッセンスも取り入れられてて、なんだか世界一周した気分。
こういうのって、今の時代だと文化の盗用とか言われちゃわない?とか少し思ったり。リスペクトしてるから良いのかな??
インタビュー映像でご本人も話していたけど、とにかく色んなことに興味があってあれもこれも、まだまだやりたいことがいっぱいある!っていう好奇心の塊みたいな精神を持っていた人だから、この場所にキュッと収まるようなもんじゃないんだろうね。
だからこそこんなに長い間たくさんの素晴らしいものを作り続けられたんだろうな。
「柄物ではなんといっても花が好きだ」の言葉通り、すてきな花柄もたくさん。
ポストカードも花柄にフォーカスしたものがたくさん出てて、どれ買おうか迷った〜
カラフルな世界で、美しいものをたくさん見られる素敵な展示だった。
こんな毎日暑い日が続くので、涼しい美術館で美しい物を観るのもおすすめの夏の過ごし方!
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