無断欠勤その後
ここ1週間くらいなのですが、夜眠れないということが続いたり、明け方におかしな夢を見て目覚めがすっきりせず、
夢と現実の境目がぼやけて、ちょっとぼんやりしています。
こんな感じのせいでしょうか、職場からもらっているシフト表を読み違えて、
無断欠勤をしてしまいました。先週末のことです。
ちょっと信じられなくって、自分でもビックリです。
長い社会生活の中で、こういうことを一度もやったことがありません。
当事者の私だけでなく、周りの人も驚いていて、
いろんな人からいろんなことを言われ、ちょっとした騒動を引き起こしてしまいました。
謝罪、反省、お詫び、言い訳、ペナルティ・・・ 諸々のことが頭をよぎりました。
自分の不注意なのですが、「シフト表があまりにもわかりづらい」というのも原因のひとつとしてあります。
さてどう動くか、と考える間もなく、
「謝罪と反省に徹する」という行動を、まるで自動操縦されているようにとっている自分がいました。
客観的・冷静に考えれば「シフト表がわかりづらい」を理由の一つに挙げなければなりません。
ですがそれを言うと、余分なおまけをつけてしまって、収まるものもおさまらなくなってしまうような気がして、
要するに、言う気にならなかったのです。
コンピュータ・トラブル対応ノウハウの基本の中にあるのですが、
トラブルがあったときはまず、
自分自身から始めて、自分に近い方の原因から探っていきます。
そうすると、その先にある原因(相手側の改善点)も自ずと挙がって来て、
全体の中のどこを改善すればいいかが、明確になってきます。
トラブル対応は、まず自分の中に原因を見つけることから始めるのが基本。
シフト表の作り方に原因があるとしても、
自分がかかわっていないこと、自分以外のことは、よくわかりません。
シフト表の担当者には「皆が予定を知らせてくれるのがギリギリで、、、」というような理由があるかもしれません。
ですがそれは、推測でしかないわけです。
挙げるべき正当な理由の一つには触れないという、理屈には合わないこと、
極めて不自然でもあります。
わからないことを中途半端にかかわるよりは、自分のことのみに徹した方がいいと思っていただけですが、
最終的にはその理由も浮上してきて、いい状況に繋がりました。
もし浮上してこなかったら、自分で言ったと思いますが。
会社や業務のことだけでなく、いろんなことに言えますが、
自分自身が変われば、まるで伝染するように周りが変わってくれるのだと、
心の底から理解する、いいきっかけになる出来事でした。
余談ですが、このトラブルの後、今までよりもいろいろやりやすくなり、職場の人間関係のいろんな点が、
少しですが以前よりいい感じになってきた気がします。
トラブルは業務の無駄な部分、隠れていたいらないもの、そしてぎくしゃくしていた人間関係などの、
膿だし効果があると感じています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?