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『専業主婦は暇なのか』問題

カンタンな結論、それは『人による』。

我が家は結婚して7年目です。
結婚式準備を前に総合職で働いていた会社をやめて、一時的に無職になったのが初めての「専業主婦」。

のちにパートを始めたので、その後は「パート主婦」なのかもしれないですが、フルタイムで働かずに好きなように働いたり働かなかったりしたという意味でわたしは専業主婦でした。

その後海外転勤でオーストラリアに移動し、また専業主婦/たまにパート主婦として過ごしてきています。

たまに友人と話す機会に専業主婦っていうと「暇でしょ?」といってくるのが100%男性(笑)もちろん私がもともと結構ガツガツ働くタイプでおとなしく家にいるタイプではないとわかっているからこその言葉なのでしょう。

でも、他人に「暇でしょ」なんて言い方されるとカチンとくる難しい職業なのです(笑)

忙しくも、暇をもてあますことも可能

どの職業もそうであるのと同じで、自分自身が実際なってみないとその立場の大変さや苦労は語れないものです。専業主婦も同じ。

私の体感では、忙しくも、暇をもてあますこともできるのが専業主婦。実際、ほんとやることなくて暇…と発信している方もみかけます。

でも、人によっては『暇=最高』という方もいるでしょうし、働いている方からしたら何をのんきなことをいってるんだと思われてもしょうがない部分ではあります。

私の場合、「暇」と思うよりは『毎日同じことしてる』『マンネリ化してきている』『なにもしないで1日が終わった気がする』と思ってしまったときが自分の中で反省会をするタイミング。

どちらかというと、大したことしていないのにあっという間に1日が過ぎ去ってしまうくらい「忙しい」のが専業主婦のわたし。

なぜ忙しいかというと、自分時間は基本的には夕方までだと認識しているから。5時半起きにも関わらず、ちょっと油断するとあっという間に4時になり、翌日の旦那のお弁当や今晩の夕飯づくりタイムになってしまうのです。

私の1日のスケジュール(基本)

5:30  起床/支度/太陽礼拝
6:00 ウォーキング出発
6:40 カフェでラテを購入し、公園で一息
7:50    帰宅・お弁当準備・朝ごはん
8:30   旦那出社
   掃除したり、整理整頓したり作りおきしたり
11:00  ピラティスだったりバレエだったり
13:00 お昼ご飯
14:00 図書館いったり
16:00 夕方散歩・帰宅後ご飯づくり開始

とまぁ、このように「1日なにしてるの?」と聞かれてしまうと、全然なにもやっていないなと少し思ってしまうくらいのほほんと生きてはいます。

ただ、何故「暇」と認識していないかというと、とにかくやることをみつけようと思うといくらでもあるからなんです。

共働きだった時には、あえてしていなかったような家事だったり、もっとおおざっぱにやっていたことを細かく丁寧にやっている節もあります。

また、勉強モードになって韓国語を毎日2時間くらい勉強しているときもありますし、図書館に行って英語の本を借りてみることもあります。

もっとアクティブな日には、都心に出かけてアジアングローサリーに行ったり、洋服を物色しにいったりもします(笑)

わたしが出かけると、必然的にお金を使ってしまうことになる(交通費や外食など)ので、控えていた時期もありましたが、いまの海外生活を最大限活用し充実させることをミッションだと再認識して最近はしっかり活動しています(笑)

なぜ働いてこなかったのか

もともと、3年程度で本帰国と思っていました。そのため、オーストラリアを全力で楽しむことがわたしの使命だと信じてやってきました。

帯同であっても働くことのできるビザですが、あえて働いてきませんでした。なぜなら、『働いても働かなくてもいい』なんていう状況は今後人生の中であるかわからないと思ったからです。

だからこそ、その特権をいかしてとにかくオーストラリア開拓に専念しました。幸いなことに、わたしは英語が話せるので、1人であちらこちら探検してソロ活を充実させ、おいしいお店をチェック、綺麗な景色をチェックと忙しい日々。働かなかったことを後悔していません☆

ちなみに、オーストラリアで「何してるの?」「ただの専業主婦」って答えたときに「ただの、なんていわないの!普通にやることたくさんあって大変じゃん!」と何度もいわれてきました。ありがたい。

ただ、予定外に、ビザを更新してあと数年はオーストラリアにいることになりました。なので、最近はそろそろ働きたいなぁというモードになって就活しています(笑)

専業主婦は暇なのか?

ということで、専業主婦は暇なのか問題。これは申し訳ないですが、完全にひとによる、という結論です。

1人で活動することが苦手な人(必ずしも外にいかなくても)にとっては、時間を持てあましすぎて、どうせなら働きにでたい!という方もいるでしょう。

また、特にやることがなくて最高!という方もいらっしゃると思います。朝から晩までネトフリみて、寝てスマホをいじるというのだって選択肢にはなりますから。

そして、私のように、時間はあるけどその中でめちゃくちゃ活動するから普通に忙しい、と思う人も少なからずいると思います。

私はどちらかというと、じっとしていられないタイプなのでちょっと困るときもあるくらいです。でも、わたしがものすごく活動的だからこそ、様々な情報を入手して旦那に報告・共有するスタイル。

生活レベルや価値観、お財布の管理の仕方など色々な要素が関わってくるから、専業主婦という肩書きの方のなかでもいろいろな方がいらっしゃるはず。

以上、ひとに「暇でしょ」といわれるとカチンときちゃうわたしの専業主婦論でした。


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