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健康疲れってあるらしい

つい先日、健康疲れということばに出会った。
私自身、この言葉を使ったことはなかったが、私のような情報をめちゃくちゃ集めてしまう健康オタクの陥りそうな現象だなぁ、とふと思った。

事実、きっと私も健康疲れしていたときがあったと思う。その記事はというと、あらゆる健康情報がありすぎて、何をすることが本当に健康にいいのかわからなくなっている人が急増、というものだった。

たしかに、昔はそこまで情報にあふれていなかったから、せいぜい試してガッテンや、朝の情報番組でちょっと紹介されたものに「およ?」と思って手を出すくらいだった気がする。

納豆トーストがいい!ってなったら納豆売り切れたりとか(笑)

でも今となっては、健康・ダイエット情報を扱う番組も雑誌もSNSもすさまじい量があるから、そりゃあ圧倒されて疲れるのも納得。

情報の取捨選択の大切さ

散々ふりまわされて苦しんだ経験者からいうと、とにかく情報の取捨選択ができるようにならないと大変。

あくまで、自分に効いた健康法・ダイエット法を発信している一般人の情報をうのみにして、信じてしまうのは非常に危険。

いろいろな方法を試して、どれにも効果を感じたことがないと、新しくみた情報に「今度こそ!」と期待してしまうのは自然なこと。

かといって、今の時代きちんとした資格がある人であったってビジネスのための発信だとすると、最初からすべて信じてしまうのも危険なんですけどね。

あれはいい、これはだめ

○○が体にいい、○○で老化防止、糖化、身体を温める、ケト、腸活…みたいないろいろな言葉で紹介される、様々な食材。

○○のためには、これをとれ! というものもあれば、○○は禁止!というものも。

毎日大量のお菓子を食べる習慣のある人だったら、まずはそこを減らしてみましょうというのが自然な流れだが、ある程度健康に生きている人でさえ、あふれる情報によって、もっと健康になる必要があると思わせられている現状。

なになに?食物繊維をとって、抗酸化作用の高い野菜をとって、砂糖は控えて、甘酒飲んで、サジー飲んで?こうやってやっていくから、『頭』で食べるようになっちゃうんだな。

「健康そう」な方をとる行動

私はあるとき、無意識なのか意識的なのか人前では「健康」そうなものばかり頼むようになった。

サラダランチがあったらサラダ一択だし、友人といて、どれにする~?と会話する中でももう頭の中では最初から決まっていた。

カレーかそばだったらそば、定食とラーメンだったら定食。それは健康的な選択というのはわかるけど、心を満たす方にフォーカスすると何が本当に健康かは人によるだろう、と今ならわかる。

例えばケーキかプロテインバーか、もちぷよかソイジョイか、みたいな選択肢になったとき必ずしもプロテインバーやソイジョイがいいとも限らないと思う。

もちろん、おやつは絶対ナッツ!ギリシャヨーグルト1択!の経験者としていえる。

健康食品本当に健康?

健康食品コーナーは海外だと、相当充実していて、わざわざ専用の陳列棚がどーんと構えられている。様々なサプリやプロテインバー、「健康」お菓子がずらっと並んでいるので、圧巻だ。

ただ、最近海外でもよく目にするのが、砂糖不使用・低脂質・低糖質といった健康ワードによって消費者に商品を手に取らせるけど、実際のところ、その削った部分を補うために何をいれているのかに着目せよ、という意見。

もう、ここまでいくと、さらに健康疲れが加速するので、結局のところ、余計なことをしない、ありのままの商品を頻度をおさえてバランスよく食べることがずっと変わらない正解のように思えてくる。

先日、スーパーでヨーグルトを買ったときの話。健康モードに入っていたので、no added sugarを買ってみた。

全然おいしくなくて、物足りなくなってお菓子をたべた。

砂糖は悪?

例えば砂糖。砂糖は身体を糖化させるから、老化がすすむ!はちみつやメープルシロップなどの自然な甘味はOK。(OKに入るデーツシロップやアガベシロップはシロップよ….?)

果物は、果糖があるからよくない。(でもビタミンにはフルーツ!)

毎日カントリーマウム1袋平らげちゃうなら、その量の砂糖は何か害を及ぼすかもしれない。でも適量なら、人間としていいでしょう、といいたい(笑)

炭水化物は悪?

最近、お米を食べよう!という意見が増えている気がする。私自身、ものすごいダイエット経験者なので、お米悪時代はあったが、ここ最近今度は急に違う流れがきていてこれまた違和感があったりもする(笑)

ダイエット発信者も、炭水化物は抜かないでください!っていうひとも増えた気はするけど、でもそのご飯の量が80gとかだと白けてしまう。

ごめんなさい、これも適量でいきたい。

おわりに

若干脱線したが、結局何がいいたいかというと、基本的には何であっても適量でおいしくいただくのが健康につながるはずだよね、ということ。

健康情報が好きだったら、気になるものはもちろん試せばいい。でも効果がないな、とかなんか生活にあわないなと思ったら、その選択肢はすててから、次のにいったほうが気も楽になるはず。

どんどん蓄積していってしまうと、それこそもうどれを実践すべきかわからなくなって、the健康疲れ。取捨選択して、自分のからだにあうな、と思えたものが、きっと「正しい」情報なのかな。





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