ゆかりある日記 その18

湿ったタオル
ゆかりさんは湿ったタオルが嫌い。僕の風呂上がりのバスタオルが触れると烈火のごとく怒る。今日も自分の顔を拭いていたタオルの端がゆかりさんに当たり怒られた。
濡れることは大嫌いなんだ!と藤子漫画のようにぷんすか怒る。

本棚の整理
模様替えをしようとして本棚を壁際に持ってきた。
これでまたたくさんの本を買えるぞー、と思っていたがどんどん本棚から本が溢れて整理する気力もなくなるほどになってしまった。いつのまにかこんなに増えてしまったのだろう。本が本を生んでいるのだろうか。
読みたい本が増えた。近所の本屋より僕の読みたい本が本棚にはある。

ドローンを教えるゆかりさん
ゆかりさんとドラマを見ていると、空撮がある時があると、あ!ドローンだ!とこっちを見る。僕は特に何も返事はしない。なぜかドローンで撮った映像を教えてくれる。
ただ僕もゆかりさんもドローンの実物を見たことがない。ドローンはどんな風に撮られているのだろうか、ということをまだ僕らは知らない。

リズムを刻むゆかりさん
再放送を録画していたおげんさんといっしょをゆかりさんは見ていたので、僕は隣の部屋で漫画を読んでいた。
時々星野源の歌が聞こえてくる。それに合わせて、マラカスのような音も聞こえる。ゆかりさんが演奏をしているようなので、ちらっと覗く。メジャーを1メートルほど伸ばして、それを弾いてリズムを刻んでいた。
視線を感じたのか、僕の方を見てすぐにリズムを刻むのをやめた。

#日記

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