ゆかりある日記 その26

知りたがるゆかりさん
いまTwitterは恐ろしい。常に銃口を突きつけられているような感覚がある。一言で炎上し、意図とは違う意味にとられてしまうことがある。そんな危ない場所で僕は言葉を発している。だから内輪だけの鍵アカウントでもう一つツイッターのアカウントを持っている。そっちでは思ったことをそのまま垂れ流している。もしかしたら不快に思う人もいるかもしれないと思うが好き勝手つぶやいている。
ゆかりさんもTwitterをやっていて、僕は鍵アカウントも含めてフォローしているが、ゆかりさんは僕をフォローしてくれていない。だけど、僕のつぶやきを覗いている。ブロックしてやろうか、と思うがまだしていない。
今日ゆかりさんがつぶやいていたので、それに鍵アカウントの方でリプライを送った。もちろんゆかりさんには見えない。特に会話するわけではなく、なにそれー的な、いわゆるクソリプを送った。
ゆかりさんは通知だけを見て、誰かから見えない返事が来ている!と怯えながら言っていたので、鍵アカのほうでリプライをしたんだよ、と教えた途端、ずっと「なんて返事したの」と聞いてくるようになってしまった。
クソリプだから教えたくないな、と教えないでいたら、返事したのに見れないなんて!!と怒られた。
まだ教えていない。

覗くゆかりさん
今日記をスマホで書いていたら、ゆかりさんが覗いていた。おそらくなんて鍵アカでリプライをしたいかを知りたいらしい。ゆかりさんを見ると、なんて返事したの、とまた聞かれた。
まだ教えていない。

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