乳がん患者としては、私が先輩

2024年5月13日(月曜日)
最初に就職したビルクリニックでは、9年弱働いた。同じ系列のクリニックに勤めていた放射線技師のN先輩(23歳上)と会ってランチした。

退職してから21年、年賀状のやり取りは続けていた。
今年の年賀状に「元気ですか?」とあったので、「3回手術したけど今は元気です」と連絡した。

N先輩「3回の手術って?詳しく聞いても?」
私「良いですよ、まず6年前に筋腫で子宮摘出、2年前に乳がんで右全摘、去年甲状腺を左葉切除しました」

すると、
N先輩「え~っ、私も1月に乳がんの手術をするのよ」
私「本当ですか?いろいろ落ち着いたら話聞きます、まずは手術頑張ってください」
と答えていた。

しばらく経って、ランチのお誘いがあった。

N先輩は左の温存手術で、その後放射線治療、今はホルモン剤(アナストロゾール)だけだそう。私はタモキシフェン。

今は週に2回パートでエコーを担当しているそう。

同じ乳がんと言っても、治療法は人それぞれ。

先日取り寄せた【ムネポジタオル】(入浴着の代わりになる胸を隠すタオル:インスタで見つけた)を見せたら興味津々。胸の手術後の温泉デビューはお互いに未だ。

仕事していた当時のトンデモ上司の話でも盛り上がった。これは別の機会に。

患者会のことも少しだけ話した。
「なかなか乳がんのことを気楽に話せる相手がいないから、私と話せて良かった」と言ってもらえて嬉しかった。

私も親しい人で乳がんなのは2人目。知らないだけで、本当はもっと居るのかも知れないけれどね。

たくさんおしゃべりをして、またの再会を誓って、最寄り駅まで送っていただいた。

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