生まれて来た以上は、死亡率100%

2023年5月29日
私は今までに、子宮と右乳房を手術で摘出した。

今度甲状腺も(多分一部)取る事になるだろう。

どこまでなら治療をするのか、という問題に今後直面するだろう。

と同時に現在治療が難しいものでも、10年後には治療できるようになっているのかもしれない。

そこまでして私は生きたいのだろうか?いずれ必ず亡くなってしまうのだが。それよりも、どう生きたかが大事だと思う。

母が亡くなった52歳が近づいてくると、ますます考えるようになった。

卵巣がんだった母はホスピスに入り、だんだんと体を動かせなくなり、最期は寝たきりになった。 

2月末に親戚の叔母が亡くなった際、病院に行くことを拒み、最期まで家で過ごしたそう。

それぞれの考えはあると思うが、私は身の回りのことができなくなったら、何処かの施設に入れたらなぁ、と思っている。

がん患者の家族は、第2の家族と言われ、母のホスピスでは私も看護師さん達と話をよくさせていただいた。それでも、できるだけ出勤後に顔を出し、時にはマッサージを受けたり、美容室に行ったり、気分転換しながら会いに行った。

特に、少しずつ弱っていくのをみるのは辛かった。

それを毎日家族に負担を掛けたくはない。

24時間以内に診察を受けていないと、事故死じゃないかとか、そっちの方も大変らしいし。

取り敢えずの目標は、息子が大学生になり、娘が就職する迄。更に2人とも結婚し孫の顔を見るまで、というのはきっと欲張りすぎ。

でも、小さな楽しい目標は持っておきたい。

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