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病み上がり、ホテルステイ。

抗原検査でめでたく陰性になり、ホテルステイに。
1.5ヶ月ぶりに髪も染めた。
やっと「この世の人」に戻れた気がする。

コロナで苦しみながら夢に見ていたホテルステイなのに、あいにくの天気。
先週は初夏みたいな日が続いたのに、また冬に逆戻りだ。
曇り空はいかにも寒々しく、午後からは雨になるという。
晴れてほしかったなあ。

まったく日が射さなくてバルコニーも部屋も暗いのでメルカリの撮影ができないし、海辺での作業もできない。

Q&A
1.メルカリの撮影ってなに?

我が家は汚部屋なので商品撮影ができない。
ホテルステイ時に商品を持ち込んで撮影しているのである。

2.海辺での作業ってなに?
私はズボラで怠け者なので、ちょっとした修理や作業を後回しにして生きている。
そんなナーバスで繊細な私は、ホテル近くのビーチでチェックインの時間を待ちながら、たまった仕事を片付けるのが好きなのだ。
今回はサービングボードのカップ置きの穴が小さくて不便なので、ひと回り大きく削る予定だった。外なら木くずが出ても気にならないし。
めんどくさい作業はきれいな景色を見ながらやるとテンション上がる。
しかし、あまりの寒さで外にいられない。
仕方なく1時間も早くホテルに入ることになった。
そんなわけでサービングボードは今後もしばらく使い勝手が悪いまま。

二人とも喉がまだ痛いのでカラオケもお預け。
となると夕食までの時間が余るので、早々に温泉へ。
私は入浴自体が好きではなく、若い時期には「温泉なんてありえない」と思っていた。
知らない人とお風呂に入るなんて意味不明。何が楽しいの?と。
許容できるようになったのは40過ぎてから。
温泉大好き!ではないけど、こういう文化もあるんだねと学んでいる最中だ。
今回はレジャーというより病み上がりの「湯治」の意味合いが強い。
人が多いとやはり落ち着かないのだけど、まだ利用者が少なくて快適だった。今回は30分で上がれたので最短記録だと思う。
慣れていないのでいつも1時間ぐらいかかってしまう。

部屋からの景色はいつもながら素晴らしくて、あの空が青く、海が青かったらと何度思ったことか。

晴れた日にまた行こう。
美しい夏を心静かに待ちながら私は生きよう。
どうかその日の私を待っていて。

つらい毎日の記録