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ハケンの品格2020 1話

プロローグ・サイコパス福岡
派遣社員の福岡が、たくさんの人が行きかう階段の真ん中に座って実家に電話をしているシーンで始まる。
ずいぶん型破りで人目を気にしないバカ女だが、これがまったく伏線になっていない。むしろ話が進むとこの傍若無人な行動とは正反対の人物像が明らかになって来る。
海外や中高生ならいざ知らず、日本人の成人女性がこんなことするわけがない。しかも服はジーンズでもなく、通勤用のこぎれいなパンツスタイル。あんな恰好で地面に座る女はいない。
階段のど真ん中に居座るのもありえない。最悪でも端の方でやるに決まっている。
意味不明のアホ演出である。

大前春子と上司の初顔合わせ
面談相手が入って来ても春子は座ったまま目も合わせず、挨拶もしない=必要以上の交流を持たないという描写。
しかも出されたお茶に「マズ」と悪態をつく。
オリジナルシリーズでも同様のシーンがあったが、派遣社員だろうと経営者だろうと、初対面の相手にこの態度は明らかにおかしい。
派遣社員への偏見?と思ってしまう。
春子が非常識な人間として描かれることに疑問を抱く。

軟禁されたハケン二人を救出するためにチェーンソーでドア破壊
私はこれで本放送を見るのをやめた。やりすぎで白ける。カッコよくもない。リアリティか面白さ、どっちかがないとダメでしょ。
上司の小泉孝太郎が「費用は僕が負担します」と軽く言ってたが、あのドアは30万円ぐらいすると思う。工事費含めると40万ぐらいかかるのでは?
そんなに軽く弁償できる額ではないのに、おとがめなしとかおかしい。
あの描写を入れるべきではなかった。派手にしたいだけ、つまんない。

ヒモノでロシア人をおもてなし
春子は取引相手を漁港まで連れて行って、その場で七輪で焼いた新鮮な干物をふるまうのだが、でかい開きを焼いて大皿に乗せてあてがうだけ。それでロシア人大喜び。
テーブルもないのにあれでは食べにくいし、干物オンリーでは塩辛い。見た目も美しくない。
ご飯は?みそ汁は?漬物は?
栄養士資格持ってるはずなのに気が利かないわ。


つらい毎日の記録