見出し画像

「推し」に生殺与奪の権を握らせない

皆さ〜〜〜〜ん!!

推し活、してますか??

私は毎日、かなりお元気に推し活の方、させていただいております。

推しがいると日々の暮らしにハリが出ますし、
何かとストレスの多い現代社会(私はまだ現場に出ずのうのうと研修をやっています。社会の苦労を知らない小娘です。なんだその目は。かかってこいよ)を生き抜いていく心の拠り所になりますよね。

今や一億総推し活社会、みんな誰かを推していて、そして常に自分が狂える次の何かを探している、そんな時代という訳ですネ!


というわけで、
皆さん、楽しく推し活やっていきましょうね〜〜〜!
それではまた!次の記事でお会いしましょう!!



…い

おい


おい!!!!

そんなことでいいのか!!!!

なあ!!!!!!

有名な漫画でも言われてるだろ!!!!!!!!

生殺与奪の権を他人に握らせるな


って……



というわけで(?)
ここからは、過去に推しジャンルから離れざるをえなかった際の経験をもとに培った、今の推し活においての「心掛け」を三つ紹介いたします。

推し活は素敵なものですが、何かを狂信的に応援して金と時間を費やすということには、それなりのリスクが伴います。

まさに、他人に生殺与奪の権を与えるようなものですね。

そんな危険な「推し活」という行為と、どんなふうに付き合っていっているか。
私個人の、リアルで赤裸々なお気持ちを書いていこうと思います♪


いいか、よく聞けよ…♡



1 裏切られる覚悟をする


まず初めに、推し活というのは自己責任です。

推しがジャンルであれキャラであれ実在の人間であれ、推しているのは我々の勝手、好きでやっていることです。

そのコンテンツが発展していくにつれ、その人が活動を続けていくにつれ、我々の好きだった頃の〇〇ではなくなってしまったということもあるでしょう。
(あとは、推しが実在の人間だった場合、とても悲しいことですが、推しが人としての道を踏み外してしまうということも可能性としてはあり得ると思います。)

私も昔大好きだったコンテンツが段々と方向転換をして変化していってしまい、
「こんなの私の好きだった〇〇じゃない!!!」と涙で枕を濡らした悲しみの日々の記憶があります。。。泣

あの時は完全に「裏切られた」と思いました。
こんなに時間と金をかけて追いかけてきた私の愛を踏み躙られたと感じ、
なんとかこのコンテンツを元の姿に戻せないか、どうにか私が好きだった頃の〇〇に戻ってくれないか、と苦悩しました。

しかし、コンテンツ側からすればそんなの知ったこっちゃないわけです。
より人気が出るように、お金が稼げるような方向性に向かっていっただけ。向こうも慈善事業じゃないから。

ずっとずっと、自分の好きなままでいてくれる、自分の思い通りに動いてくれるコンテンツなんて存在しないんです。
絶対。これはね、理(ことわり)です。

だから、いつでも「裏切られる」覚悟をすること。


明日も今日と同じように推しを推し続けられるなどということ、ゆめゆめ思いなさるな……(強キャラジジイの口調)



2 ファンは株主ではないという意識を持つ


あるコンテンツを長く推し続けていると、それなりにお金と時間を使うことになると思います。
(そんなにお金をかけない派の人もいると思いますが、なんか感覚として「推す」という行為にはある程度金銭が絡むイメージがある)

そうやってお金と時間をかけてコンテンツを追いかけていると、とある勘違いをしてしまうことがあります。

自分にはこのコンテンツに口を出す権利がある」と。

いや、正確にはコンテンツに対する批判、文句を口にする権利はあるんですが、
それを聞き入れてもらえるという権利はないわけです。

その権利を持っているのは株主だけ。
我々が「お布施」と言って払っているお金の何百倍、何千倍もの金を払っている人たちだけ。

どんなに熱心なファンでも、心の底からそのコンテンツを応援し、行く末を思っている人からの言葉であってでも、
コンテンツ側にはその批判を聞き入れる義務なんてない

だから上記の「裏切られた」ときに、ファンがコンテンツをコントロールできる可能性は限りなく低いです。束になっても同じことです。我々は無力なのです。どんなに足掻いても意味はないのです。

ファンは株主ではない。


我々が払っているお金の対価は、その時お金で買っているもの(商品とか、サービスとか)だけです。
コンテンツに口を出す権利を買っているわけではない。

これを忘れると「私はあんなに時間とお金をかけたのに!!」と思ってしまいがちです。

繰り返しますが、推し活は自己責任なのです。
 


3 そして、推し活は刹那

上記の二つを踏まえて、これが最後の私の「心掛け」です。


いつ「裏切られる」かわからない、そして裏切られた時に口を出す権利はない。

そんな状況で、何でコンテンツを「推す」の?
何が楽しくて、そんな不確定で、不安定なものにお金と時間をかけるの?

理由は単純。

楽しいからですね。
日々の生活にハリが出ますし。ストレス社会を生き抜いていく活力になりますし。

そう。
”””今”””なんですよ。

今、楽しいから。今この瞬間、楽しいから。その楽しさ、気持ちよさを買うためにお金を使っています^^b イエーイ

それだけです。


なんか色々と御託を並べましたが、私にとっての「推し活」は至って単純で、刹那的で、短絡的なものなんです。

この今使っているお金とか時間っていうのは、「未来への投資」とか「コンテンツが長続きしますように」とかそういう思いを込めたものじゃない。
お金を出して、その「お金や時間を使って推し活をする」という行為の楽しさ自体を買っているイメージ。


私は推しを応援しているんじゃなくて、
自分の「推し活」という快楽のために、推しという道具を消費しているに過ぎないんです。
(果たしてそれは「推し活」なのか?という疑問は置いておいて)

だからいつ「裏切られて」もいいし、
何があっても文句は言いません。

私が買っているのは「その瞬間の楽しさ」だけだから・・・・・・・・・・・




長くなりましたが、
以上が私の「推し活」をするときの心掛け三点になります♪

過去大好きだったジャンルから離れることを決意した時(今から3年くらい前)は本当に悲しくて苦しくて毎日backnumberのハッピーエンドとか聴いて泣いていましたし、今でも横浜という文字を見ると少し胸が痛むけど、
ジャンルは私を別に裏切ったわけではないということ、過去の私が未熟だっただけだということが今ではよくわかります。

その時に学んだ経験から、今こうして他人に生殺与奪の権を握らせずに生きていくことができているわけですし。

これからも自分のためだけに「推し活」をしていきたいなって思うっス…♡


それでは、皆さんも良い推し活ライフをお過ごしください。


どうか時が戻るならば 純粋そのものだった君にまた出会いたい
どうか時が動かぬなら 素晴らしかった君に恋してた僕のままで

「もしも」/RADWIMPS


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?