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私が違法店でコンカフェ嬢になった話

(2022年10月11日) 読みにくかったので文を訂正しました。


初めての経験コンカフェキャストになった話

面接では店長に第一印象輝くと思ってないんだよねーって言われた。要は暗い って言われた。
そもそもコンカフェ業界の事はスタート地点でよく分かってなかったし稼ぐつもりはなく、おしゃべり出来たらそれで楽しいしいいやって感覚で面接に行った。
私が体入した時はほとんどマニュアル一度目を通して終わりーみたいな感じで、ビラ配り(キャッチ)を案内されてやり方を少し教わってあとはもう1人で頑張ってねーって感じだった。その時既にビラ配りの案内人は別のキャストに回っていて、いなくてわからないことがきけず冷や汗をかいていた
そんな時におじさんが話しかけてくれて、行きたいっていってくれた。死ぬ程嬉しかった。
生まれて初めてのビラ配りが成功した。
お店に着いてからはシステムよくわかんないからとりあえず適当に飲み物飲んで、お金の事もよく考えてなくて1杯1000円するドリンクを何も言わずついで3杯くらい飲んだ、感謝しないで当たり前のように飲んでた。にこにこ笑って話してくれたおじさん優しすぎるよ。普通はありえない話
長くいれないよって最初は言ってたけど延長もしてくれて2時間居てくれた。本当にいい人すぎるこのおじさんのお陰で店長に何も教えてないのに動けてたねーって褒められて面接に受かってキャストとして働く事になった。でも体入だったから自分のTwitterなんか持ってなくて、おじさんとはそれっきりで終わってしまった。
また来てねなんて言ったけどやっぱり上手く固定客には出来なかった。でもあのおじさんはいい人だった、私がキラキラしたコンカフェ穣になる夢を応援してくれた。

キャストとして働いて1日目 本当にキラキラしていた、その日は初めてだから同じお店のキャストさんと一緒にビラ配りをした。可愛くておしとやかで優しいキャストさんだった、2人だから団体の人に話し掛けられることが多くて、コミュ力爆発してて多分その日はメイド通りで1番私が輝いて面白かったと思う。でも客はひけなかった ノリに乗ってくれる人は沢山いた、行く気ない人達ばっかだったけど、ビラの裏に書いたTwitterをフォローしてくれる人が結構いた。でもこんな行動できるのってやっぱりコンカフェ業界の事何も知らなかったからだと思う
今思えば純粋だからできた。

コンカフェを初めて5日が経った頃、ここから
コンカフェ界隈の闇で私はミスを何度もしていた。教わってない事を私が知らずと繰り返していた、普通の人間だったらわからないことあったら聞くべきだけど私は何も考えずに別にいい事だと思って行動していた。その行動が秋葉原のメイド通りでビラ配りのキャッチをしているとき、お客さんにシステムを説明してる中そのお客さんが座り込んだ。私はお客さんと同じ目線で話すべきだと思ったから同じ位置で対等に座り込んだ。それが悲劇の始まりで後々それをLINEのキャストが集まるLINEグループに私が座りこんでる写真をビラ配りの案内人にこんな事今後しないでって文と一緒に晒された。個人チャットならまだしもグループに貼られたら辛くて耐えられないと思う。
普通の人ならこんな事されたらメンタルやられてもおかしくない状況で、でも私は馬鹿だからこんなんでメンタルやられてたらコンカフェ穣じゃない。普通の人間になりたくない。コンカフェキャストとしてメンタルは強くあるべきだと思った
からその日は辛いことを何も考えないようにした。
反省はしたけどやっぱりこんな形で晒しあげられると思わなかった。
今思い出すと泣きそうになる。

キャストとして働いて6日目
とあるアニメ好きの団体3名を引いた。話が盛り上がって延長してくれた とても嬉しいし、ドリンクも沢山入れてくれた。でもやっぱり私の弱点はボトルを開けられないとこ、自分なりに念押ししてるつもりでもボトルを開けられない。ボトルの開け方のコツを調べてもやっぱりそう簡単には行かなかった。他のキャストは入りたての子も含めぽんぽん開けていた。
そんな中、帰るってなって会計をする時に勝手に自分で会計して私が金額を間違えた。当たり前だけど店長激おこ、
対面で直接説教とか1年振りだったもんで泣きそうになった。でもお客さんを待たせてたから涙をグッとこらえてお客さんをお迎えした。
その後に店長は怒鳴ってごめんと謝ってくれた。でもやっぱりミスは続いてるから精神が不安定になってきてその日の出勤時間の2時間は目が死んでいた。これはコンカフェとかじゃなくてほかの仕事場でもそうだけど大きなミスをして誰からのフォローもなく仕事を続けるって簡単じゃないって思って辛くなった、その日の夜はすぐ寝た。

コンカフェ出勤7日目 憧れ
メイドカフェに憧れて来てくれた私と同い年の女の子のお客さんが来た。でも精神年齢は中学生ぐらいでお金なんか全然持ってなくて、財布の中身的にコンカフェ行くような金額じゃなかった。ベテランのコンカフェキャストだったら上手くキャッチの段階で追い払えたんだろうけど私は馬鹿だからお店に呼んでしまった。
結果、財布の中身の金額を超えてしまった。店長には飽きられてしまい 私のイメージは下がる一方だったと思う、この時点で辞めたくなった。
解雇にされてもおかしくなかった、それでも店長はまだ働かせてくれた。

8日目 窃盗
コンカフェ店で働くにあたって窃盗は付き物らしく辞めてから知った。
ロッカーに鍵はなくてそのまま直置きする形だった、危ない。でもバックはちゃんと閉めて着替えに上乗せして漁れないようにしていた。
けど私は財布に1万円以上お札を入れていてそれを2度盗まれて合計で6000円~1万は盗まれた。
なんで確信が着くかと言うとお店入る前にはあって、お店を退勤して駅についてSuicaを財布から取り出したとき札の数が明らかに減っていたからこれは窃盗だって気づいた。こんな事ありえないと思ってた。でもほかのキャストさんもされてて私だけじゃなかった。財布はポーチにはいらないから札だけポーチに直接入れることにした

コンカフェで働く最終日
コンカフェで働く負の連鎖の重なりで働くモチベーションが0だった、お客さんと話したい欲も自分が可愛い制服着れる事に喜びも感じることなかった。でも稼ぎたい。その気持ちだけはあるから頑張って出勤した。
最後、ガルバに通うお客さん2人をひいた、結果知らないお酒の話、経済の話、車の話、ジェネギャを感じる発言、で未成年の私にはついていけなかった。ごめん。モチベーションもないからお客さんは楽しくなかったと思う、私も盛り上げられなくてこういうタイプの人と話すのは初めてで慣れなかった。

そんな中私は自分の意思でコンカフェ辞めたいですって店長に口に出した。もうこれ以上限界を迎えればきっと精神に支障下すと思った
店長は頷いた。すいません。って何度も謝った。その日、コンカフェ穣を辞めれた。
給料は辞めたあとでもしっかり貰えたから貰いに行ったけど、計算した通りの金額とは違った。
交通費も含まれてなかった、

ここに書いてない以上にやばいことは沢山あるけどコンカフェで働いて自分は向いてないなって思ったし、向いてる子や働いてる子はこんな物語に感化されずコンカフェ業界の事知り尽くして学んでいるから今も働いてると思う。
最初は誰だってわかんないから失敗ばかりだと思うけど、私はこういう仕事を今後続けようとは思えなかった。
人生の経験値を貰えたのでいい経験だったと思う。世の中沢山の世界がある
そんな私でも得られたものは沢山あって、メンタルはこのお陰で鍛えられたしコンカフェキャストを経験できたからコンカフェ穣の曲も作れた。
でも
私はもうこんなグレーな世界で働きたくない。

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