心から、血を流すほどの恋をしたことがありますか?
いや、別に病んでるわけじゃないのよ。笑
ただ、昨日何気なく投稿した私の感情日記に予想以上の反応をいただき驚いたのです。
だからね。
膝を抱えて泣き崩れたあの夜が、誰かの支えになるのであれば私は喜んで差し出そうと思ったの。
今日はそんな感じのいきさつで、過去の辛かった記憶を…一つの記録としてここに残します。
あれは、今から3年前の2017年。街はすっかりクリスマスムード…12月になる頃だった。
何気ない電話の最中、彼がある女性について話し出した。
転職候補の会社の人たちとご飯に行ったと。そして、そこにいた女性がとても素敵で、また話したいなって思ってると…
こうして文字にしてみると大したことがなさそうに見えるけれど、電話越しに彼の気持ちが私に向いていないことくらい簡単に分かったから…
「これって浮気?」と聞かれた時には、私の動悸は止まらず目の前が真っ白になった。
(当時の日記)”衝撃”という文字がちゃんと書けないくらいの衝撃を受けていた様子が伺える。笑
突然の告白にパニックになった私は、現状を整理するために書き出してみたものの、付き合っている彼のことが好きだということと、どうか居なくならないで欲しいということしかわからなかった。
半同棲という形で彼に寄り添っていたはずの期間、無意識のうちにマンネリ化していたんだろう。さらに運の悪いことに、結婚のプレッシャーをどことなく感じていたであろう彼はたまたま素敵な女性と出会ってしまったのだ。
「別に、その人のことを好きになったわけではない。気になるってレベルでもない。」と彼は言ったけど、じゃあなんで、私に話したの!?と頭の中にはクエスチョンマークしか浮かばなかった。
その衝撃の告白から約2週間、仕事の関係で都合がつかず話し合いは叶わなかった。その間、生きた心地はせず、食事もまともに取れなかった。
2週間ぶりの再会。彼の顔を見た瞬間、ああ、これはもう終わるしかないんだと悟った。夜が更けるまで話をしたが、彼はずっと黙っているばかり。きっと後ろめたさもあったのだろう。最終的には私から「別れよう。」と答えを口にした。
それは、辛い決断だった。
胸の痛みは凄まじく、この世の全てが許せなかった。時よ戻れと心の中で叫んでも届かない。そんな時に限って人生で見たことがないくらい綺麗な朝焼けだったことを、今でも鮮明に覚えている。
「あぁ、またか。」また、ダメになってしまったと、酷く落ち込んだ。
共通の友人も多く、みんなから「結婚はいつ?」と聞かれるような間柄だった。しかも結婚適齢期。別れ話の1ヶ月ほど前は一緒に住むマンションを探し始めていたのに。…私はまた失敗してしまった。
結婚できる・できないの前に、私は一人のかけがえのない友人をなくしてしまったのだ。彼とは学生時代からの友人だった。恋人同士になる前、友人として6年ほどの付き合いがあった。そんな、私にとって大切な人と、もう会えなくなるということがとても辛かった。
ただ、彼にとっては私でなかったのだ。私にとっても、きっと彼じゃなかっただけ。
そして、同棲していた時の荷物もうちに届いた。
って、こんな感じでカッコよく日記を書いていたんだけれど、、
「いや、どの口が振るんや」と正直思ったけれど。と言いつつ、号泣しながら銀座から帰りましたけれど!笑
そしてそれから…
とまぁ、色々あったけれど1年後には笑えるようになっていた。
そしてこの最後の日記の約半年後に今の彼と出会うのです。
(今の彼氏は、とにかく可愛い8個も年齢が離れた年下彼氏です。笑)
年上の私のことも、可愛いってちゃんと大切にしてくれる。だからね、大丈夫だったよって、この時の私に伝えたい。
もしこのnoteを読んでくれているあなたがまさに辛い思いを抱えている最中なら、、
って書こうと思ったけれど言葉が出てこないや。
いくら辛い失恋を乗り越えたことがあると言っても、恋愛なんて当事者にしか語る権利はないからさ。
ただ、ちゃんとご飯を食べて、寝られますように。ちゃんと息をして、泣きたい時にちゃんと泣けて、少しでも早く本来の自分が取り戻せますように…
私は、祈っています。同じ時代を生きる愛を信じる者として…
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