GRのようにiPhoneで撮る (その2)
前回の投稿と同時期にGR3を注文したが、2024/1/15の現時点で、未だ入荷の目途は経たないとのこと。某写真機店の店員さん曰く、全国的に在庫が無いため「お宝」のようになっている模様。
ので、引き続き、iPhoneのRawで撮っている。
※iPhone SE2なので Lightroomアプリ内のカメラを使用
28mm画角という広角かつ、パンフォーカスで誤魔化しが効かないため、画面整理の良いトレーニングになっている。
これは管理の話になるが、iCloudを使わずにiPhone内の純正カメラで撮った写真を管理するのは非常に手間のかかる作業である。特にiPhone内の写真の全削除などが難しい (一括で全選択できない)。
iCloudの追加容量を買わずとも、Adobe CC フォトプラン等の契約者であれば、「必ずLightroom Cameraを使用する」とルール化することで、写真をAdobeのクラウドストレージから管理できる。
※Lightroom Cameraで撮った写真は自動でAdobeのクラウドにアップロードされる。
WEB版Lightroomでそのままブラウザ上から現像も可能だし、Mobile版で現像していた場合は、それらのパラメータが即時WEB版にも反映されているのが便利。
また、必要に応じてPC上に一括ダウンロードすることが出来る。
ルール通り運用していればAdobeのクラウドに上記の写真は残っているので、極端だが、iPhoneの機種変更のときはそのまま本体をリセットしてしまえば良い。
iPhoneロック解除 -> Lrカメラアプリ起動 までに数秒かかるため、無駄に写真を撮りすぎてしまう事が防がれる(図らずもデータの節約になる)というメリットもある。笑
クラウドの容量に気を使うことになるが、自分のiPhone SE2(1200万画素)のRawだと、1300枚で19GB程度だった。
※Adobe CCのフォトプラン(Lightroom & Photoshop)は、最安の月額1000円プランのおまけで付いてくるAdobeのクラウドストレージが20GB
また将来、ソフトウェアの進化でAI等による高画質な現像が可能になった時、「Rawで撮っておいてよかった」と思える日が来る可能性も高い。
■ 以下すべて iPhone SE2で撮影 (Lightroom MobileでRaw撮影&現像)
整理してて感じたが、やはりRawだと見返した時の思い入れも増すなと。
1/2.9型の豆粒センサーなのでノイズ耐性が弱い、かつ、1200万画素なので、映り過ぎないゆるさが心地よい。優しい画になる。
これは、その場のデティールというより、雰囲気を残しておきたい時に丁度良い。家族とか、あまり鮮明に撮ると怒られるような場合にも使える。笑
ノイズリダクションは必要に応じて少しかけるが、ある程度ノイズを残す方が好ましく感じるし、何ともたまらない雰囲気が出る事がある。
いつでもポケットに入っているiPhoneでRaw写真を撮れることは、とても楽しく、毎日のささやかな喜びである。
(でもGR3欲しい)
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