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この時期になると

お雛様を少し前に飾った。

以前のnoteにも上げた記事と内容は同じ話。

お雛様は会社の上司から頂いたものだった。
自分のお雛様が無いという話をしたら、買ってくれた。
陶器のお雛様で、お内裏様とお雛様が完全に一体化している。

選んだ理由もずっと一緒に居られる人に出会えますようにという
思いもよらない理由だった。親より親心。

その上司はお雛様をくれた1年後にご逝去されてしまった。
2年程は飾る気持ちが起きずだったけど。

その後毎年毎年飾るけど、都度報告が
「居ません」

今の家では去年まで机の上。
しかし物が置けない不自由さに悩んでもいた。

玄関先はあまり良くないとの事だったので、
悩んだ結果、低めだけど
ルーターボックス(上に物が置けるタイプの大きいもの)に
今年は飾ってみた。

下らないのだけど、一つ決めていて
そのお雛様(の写真)を誰にも見せないでおこう。
自分以外の人が見るときは一緒に飾る人で無いと
多分上司は呆れそうだから。


ほんのひとつき程しか飾らないけど
なんだかその間はお墓参りみたいな気分。
実際飾ると色々な報告業務ばかり。

お雛様を飾る家が最近少ないのか、お雛菓子も
気軽に飾れるタイプのものを見かけない。
デパートがもうじきお雛祭りだろうから
飾るのも可愛いお菓子が見つかるといいなぁ。

そういえば、お墓参り程高尚な行為は無いって
誰かが書いていた。
もう居ない相手に会いに行ったり、
お花をプレゼントしたり
食べ物をあげる訳だから。


でも、自分の場合お菓子はしっかりお腹の中に入るし
高尚とは言えないね。


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