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先様へ贈る喜びかつをぶし

お中元はもう配られた頃ですね。
昔はお菓子だと大喜びしたなぁ。大人になり、頂く側になると恐縮しつつ嬉しい気持ちになる。

年中プレゼントせにゃあいけんのはどうよ?

バレンタインから始まって
ホワイトデーこどもの日母の日父の日お中元お歳暮の王道以外に誕生日がやってくる。
夏場はお中元以外は無いな。

自慢じゃないが、相手の好きそうな物を贈るのはまあまあ得手。
なんとなく好みのルートがあるのでそこから外れないものや、話題にしていたものを覚えていたり。

かく言う自分は欲しいものというか貰って特別に嬉しかったものが限りなく少ない・・・
誕生日を50回以上来ててですよ!

ギョッとしたプレゼントの一部ををここに記す。

スケスケパンティー。(とんでもないデザイン)
パチモンのエルメスの時計。(そもそも電池切れ?動かない)動かないので着けてない。
開封されている香水。
袖を通し済みのブラウス。(クリーニングに出した後着た)

あと、無難だろうと思っての物で、コーヒーと日本酒☕️🍶好きだけど、すきだけどさ。


先日友達の誕生日だろう日だった。

7月生まれなのと十何日生まれまではうろ覚え。
それで友達言うなでしょうが。
かく言う友達は自分が何月生まれかすら知らないし。10年以上付き合いがあるのにだ。

プレゼントを贈る🎁とLINEで早速返信が来た。

 

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彼女の好きな絵本のキャラクターのグッズ。
載せられ無いが満面の笑みの顔付き写真。

LINEはこの後もしょうもないやりとりが続く。

大喜びって物を貰っても、余り顔に出ないし
リアクションが薄くて、まだ子供の頃は友達に
それをなじられたりもした。

だから満面の笑み付き写真が来ると、
如何に自分が贈り甲斐が無い人間か良くわかる。



数年前、知り合い同士の集まりで、その中の一人から誕生日プレゼントを貰った。相手と丁度1週間違いなのだが、相手が手土産を持ってきてびっくりしたし、嬉しかった。
誕生日を教えた覚えが無いので尚更。

本人に誕生日の話をした事が無いよね?と聞いた時の返事がこちら。

『僕はちゃんと覚えてますよ』


わーすごーい!


素直にすごいしモテるのも良くわかる出来事だ。
他の知り合いも流石!と称賛。その後の飲み会でも周りから流石モテる男は違うと大絶賛されていた。本人もそうだろう?俺は違うんだよと。

そうして翌年、また季節は巡り自分の誕生日が来る。知り合いのその人に誕生日におめでとうLINEを贈る。


返事は【どうも。】(ありがとうスタンプ付き)

あれ?それだけ?

当たり前だが自分の誕生日を祝えと催促出来ないのでそこで終わる。

とどのつまりは前回の誕生日プレゼントは、遠路から来た知り合いがはじめにお土産を持って行く宣言をしていたので、お土産の渡し合いになるからで、自分が来る前に一人が自分がその日の近くに誕生日じゃない?って会話をしたからなのだ。(後日その時のメンバーさんが誕生日の話をした時に、自分の誕生日を知らないと言ったらしく幻滅したという話で判明)

知りもしない誕生日をさも前から知っていたなんて言わなくてもいいのに。

普通にお土産で喜べたのに、
これじゃあ彼自身の良い人アピールの道具になっただけ。

馬鹿正直な自分には
こういう自分が気持ちいいだけのウソが大量な付き合いは苦手なのだ。

これ以来、誕生日は聞いても覚え無いし、
聞かれても自分の誕生日も言わない事にした。


LINEで満面の笑みの彼女から来る自分の誕生日プレゼントは堂々とお中元と書いてあるけど、自分には充分すぎるプレゼントなのだ。

とりあえず全く違う日だかありがとうだ。

















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