娘とVertex AIで作る「おりがみ折り筋分類モデル」 実証編
モデル作成編からの続きです。
モデルを実際に使ってみます。
コンソール上でモデルのテスト
デプロイが済めばモデルを利用できます。APIを叩いても良いですが、コンソールから画像をアップロードしてテストができます。テスト結果はグラフで表示されてわかりやすいです。今回もこれを利用します。
テストが済んだら、デプロイを削除してくださいね。時間で課金されます。
ピアノで試す
ピアノを折ります。1手順ごとに判定させます。さてどうなるか?
撮影データとともにお楽しみください。
手順0
まっさらのおりがみです。あらゆる可能性を持っていますね。
飛行機・バラあたりが高めに出ているのは、斜めに撮ったせいだと思われます。45度の画像データも含めるべきだったか?
手順1
半分に一回折っただけ。飛行機判定が出ました。この中では飛行機が一番単純な折り筋でこう判定されるのも仕方がないですね。
手順2
もう一度半分に。ピアノ・飛行機判定出ました。いいですね。いいですね。楽しくなってきた。
手順3
突然のやっこさん判定。ピアノ判定も多少あっても良い気がするが、対称性が重要か?
手順4
ここでほぼピアノ判定。飛行機とツル少々。まっとうな判定に見えます。楽しい。
手順5(完成)
完成です。もちろんピアノ判定。
手順5の裏返し
完成したピアノを裏返してみます。
そうするとなんとツル判定。
これはツルの学習データに使った折り紙の色と一致してしまったため。
色の同一性に大きく引っ張られました。折り紙の色は統一したほうが良さそうですね。
今後
今回踏まえてデータを作り直してもう一度試してみたいと思います。
さしあたり以下の2点は考慮しようと思います。
学習データ増やす(45度回転含める)
色を統一(物理的に統一するか?画像処理で統一するか?考える)
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