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越すことのならぬ世が住みにくければ

こんばんは きいです🗝 
ハタチになって2週間が経ちました。
ゆるりとnoteをはじめることにしました。

大学生で、アイドルオタクで、
同い年の男の子に生かされています。
同い年の男の子の名前は猪狩くんです。
猪狩くんは乙女座で、私は天秤座です。

普段は恥ずかしいので猪狩くんって呼べません。
猪狩さんって呼んでいます。

猪狩さんのことが、昨日も今日も明日もちょっぴり苦しくなるぐらいだいすきです。あとは本と簡単な料理と美味しいご飯と。気が向ければ映画を見たり美術館に足を運んだりもします。コスメやお洋服も漁ります。早起きが嫌いです。

「越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくいところをどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。」

コレは何だか猪狩さんみたいでお気に入りの一文です。夏目漱石の草枕からの引用。

実は先日、ふと思い立ち、猪狩さんへの好きを絶叫する為だけに使っていた毒にも薬にもならない迷惑Twitterアカウントをこっそりひっそり移行することにしました。別段何があった訳ではないのですが、住みにくさが高じると安いところへ引き越したくなる。みたいな。折角ならこれを機に気が向いた時に言葉を綴れる場も変えてみようかな。みたいな。

そんなこんなで、さよならはてブ。はじめましてnote。

ノートの1ページ目って昔から何か気負うんですよね。昔の私、やたら硬くて心許無い表紙の隣の1ページ目だけは、どんなに嫌いな教科でも綺麗に丁寧に板書を取っていました。

さて、久しぶりの1ページ目に何を書くか。

猪狩さんハタチのお祝いの言葉は既に別の場所に綴ってあるし、今更な夏現場語りは正直腰が重いし、少年たちを語るにもイマイチ気乗りしない。でも、1ページ目を気負えば気負う程、どんどん色が減っていて、最後のページに行き着くことなくゴミ箱に放られるってこともよくよく知っていて。

だから、色々考えた末、別段何も書かないことにしました。

私が懲りずに猪狩さんを愛するのも、諦めずに言葉を綴るのも、"束の間の命を、束の間でも住みよく"するためだから。自由に我儘に何かを愛し、自由に我儘に何かを語ることをゆっくり覚えようと思います。

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