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THE SECOND ツアー23-24〜今、全盛期の漫才師達〜

セカンドツアーに行きました。
東京・有楽町よみうりホール、大阪・COOL JAPAN OSAKA WWホール、福岡・よしもと福岡 大和証券劇場。
ちなみに、一時期7公演全てのチケットを持っていました。
でも、考えてみたら福岡の3公演目を全て観ての日帰りは厳しかった。
(福岡だけ3公演あった。祝日だったしね)
会場が地行浜だったなんて、知らないよ!(調べなさいよ)
博多駅からキャナルシティ劇場くらいの近さかと思って舐めてました。
翌日は仕事でした。こっちが舐めてた。ごめんなさい。
3公演目は、無事に、信頼のあるフォロワーさんの手に渡りましたので悔いはないです。
全通したこと誰かに報告して、馬鹿なの?って言われたい人生でした。
でもね、「全通なんてお金かかるし数えたら…ヒェー」だったのですが取ってしまえばライブ当日はタダです。
いけませんね、オタクの金銭感覚に賛同してはいけませんよ。
老後の貯蓄はしてね!

今回は、わたしが見たTHE SECONDツアー6公演分のまとめです。
自分のXとか引っ張り出してこねくり回します。
福岡に関しては何故かポストが少なかったので、補完しながら書きました。


5/26 有楽町よみうりホール

レギュラーメンバー
囲碁将棋・ギャロップ・金属バット・マシンガンズ
①②出演
ザ・パンチ・ななまがり
①のみ
かもめんたる・タモンズ・超新塾・ロビンフット
②のみ
ガクテンソク・ショウショウ・ランジャタイ・リニア

マシンガンズの人気の高さを思い知る

ここで特筆すべきは、東京でのマシンガンズの人気の高さ。
6公演行った中で最もマシンガンズの時に歓声が上がったのは、よみうりホールでした(当社比)
だって、「ヒューッ!」って声あがるわ拳まであがるんですよ?(わたしは拳をあげた)(ライブハウスと勘違い)

出てきた瞬間からもうすでにマシンガンズの空気になってた。
あれは、大阪でも福岡でも無かった空気だと思う。
よみうりホールを掌握していたと言っても過言ではなかったなあ。
あと、みんな大好きこの光景。

色々なところから「ロック観に来てるのかと思った」と言われていたマイクパフォーマンス。
実際、こうなると大阪も福岡も盛り上がってました。
いないですもんね、サンパチ持って歩く漫才師とか。
いねえって!サンパチ持って歩きながら叫ぶ漫才師!(CV囲碁将棋根建太一さん)(特別出演)

全部のコンビの感想を書きたいけど

全部のコンビの感想書いてたら10000字超えるので抜粋します。
実はこの日は、超新塾アイクさん復帰の日でもありました。
実際超新塾の宣材が4人から5人になっていたので、お?とは思っていましたがまさか5人で出てくれるとは。
去年のセカンドを観ていない者なので、めちゃくちゃ嬉しかったしめちゃくちゃ面白かったです。

リニアは本当に面白かった。
月1でセカンド対策ライブを主催しているので、いつか行きたいです。
というか、近日中に行きます。それくらい、来年に掛けているし勝手ながらわたしは優勝候補の1組だと思っています。
2部の質問コーナーでしょうへいさんの衣装についての質問があったけど、結局何もわからなすぎてそれも良かった。

個人的にななまがりのネタがめちゃくちゃ好きでして。
ノックアウト16→8でやっていたCMまたぎだったんですけど、面白かったけど「いいのかこれ!?」みたいな物議を醸すものではありました。
強烈なCMたちが死ぬほど面白くて、笑いすぎて体力奪われました。
ちなみに、福岡でも同じ現象起きました。笑い疲れはななまがりのせいです(個人の感想です)

待望の2部ガクテンソク登場

チャンプガクテンソクのハイライト

見たことない奥田さんを観たわたしの混乱っぷり。
よくよく他の人のツイート見たら、あれ、浜崎さんのオマージュだったっぽかった。
いや、少女だったやん(個人の感想です)
渾身の「消えちゃいたい」はおそらくこの日しか聴けないと思います。
その後しっかりネタやりました。最高だよ修二。

最大のハイライトを作った友保さんと文田さん


囲碁将棋文田さんは、今年のファイナリストであるタイムマシーン3号のセカンド出場を推した人です。
「セカンドに箔がつく」と見取り図やアルコ&ピースにも声をかけるなど、根建さん曰く「総合演出よりセカンドのこと考えてる」人です。
そんな文田さんから1部では「セカンド出ろよ」恫喝をされた金属バット友保さんが、2部のトークでは文田さんがその場にいないこともあって「出ねえよ!」と一蹴したら、袖から文田さんが飛び込んで来てざわついてました。
盛り上がりすごかったし、めちゃくちゃ笑った。
でっけえ男が袖から飛び出してきて、売られた喧嘩が買われる瞬間を見ました。
転げてしまった浜崎さんは受難でした。面白かった。


6/23 COOL JAPAN OSAKA WWホール

レギュラーメンバー
囲碁将棋・ギャロップ・金属バット・マシンガンズ
①②出演
ザ・ぼんち・母心・ハンジロウ・ラフ次元
①のみ
モンスターエンジン・ヤング
②のみ
タモンズ・ダブルアート

大阪色強めのメンツ。

ザ・ぼんちの力に圧倒される客

個人的な感想ですが、圧倒的すぎる。圧がすごい。
マシンガンズ二人分をおさむ師匠が引き受けてる感じです、それぐらいの圧。
そこにめちゃくちゃエレガンスなまさと師匠、バランスが良すぎるし客が思ってること言ってくれるしでめちゃくちゃ笑いました。
わたしは、ザ・ぼんちを観るために大阪来てたと思います。

今思うと、おさむ師匠を退場させるMCのヒューマンさんも手練れすぎです。
トークの中心はほぼ、ザ・ぼんちだった気がします。(1か月以上前の記憶をほじくり返していますので曖昧です)
レジェンドオブレジェンドですから。そこにツーマン申し込みをするハンジロウ、最高でした。
本当に実現してほしいです、沖縄ツーマン。
(ギャラどれくらいか知ってんのか!って言われてました、師匠クラスはヤバイらしいです)

ヤングが見たかった

個人的にヤングも観たくて大阪を申し込んでいました。
1部だけだったのがあまりにも惜しすぎです、できれば2部も出てほしかったです。

これに尽きます。嶋仲さんマジ何考えてんのか分かんないです。
キャラ付けの妙と展開の読めなさがたまらなさすぎて今もう一回観たいです。
この後、ヤングvsにぼしいわしを観に行ってますがこの時もヤバいネタやっててほんと天才だな……と思いました。
(自殺率を下げるネタだった気がする。この文字からしてヤバさが伝わりますね)

(あったので貼り付けます。元も子もないタイトルだった。狂ってます。)

そんなヤングがセカンド戦士たちと仲良くなりたい、と自身のカメラを回していました。

(誰が出ているのかわかるサムネイル)

めちゃくちゃ弄られる母心

ノックアウトステージのダークホースだった母心が遂にセカンドツアー降臨。
嶋川さんが異色の経歴を持っていることで、めちゃくちゃに弄られていて、大阪のハイライトのひとつは母心だったかも。

キャパオーバーな弄りに汗をかきまくる嶋川さんが、ハンカチを出したら滝沢さんに奪われて客席に投げ込まれるという。
もはや滝沢さんの行動がヤバすぎて、1部の同争会トーク死ぬほど笑いました。
そんな母心、漫才協会所属なので東洋館でも観ましたが本当に芸達者で毎度毎度浅草の風を感じるんですよね。
観たことない方にもぜひ一度は体感してほしいあの風。
16年埋もれていた才能がセカンドをきっかけに爆発してほしいコンビのひとつです。
早坂営業に呼ばれたのも個人的に嬉しかったです。京都行きたかったな。
母心関連だとこんなのもわたしは呟いてました。

現役県議会議員に、暴力、というワードを引き出してしまう滝沢さん。
相当面白かったです。それくらい1部の同争会トークは、滝沢さんが無双状態でした。

ハンジロウのリスペクトを感じた掴み

2部のハンジロウ、掴みに「沖縄交通安全かるた」ぶちこんできました。
実は、これ、動画にあるんですね。それがこちら。

日付からしてセカンド対策なのでしょうか、完全に金属バットを意識してます。最高です。
バンドで言うところの、対バン相手の曲をカバーしてくるやつです。胸熱じゃん。
もちろん、始まるや否や飛び出してくる金属バット。

この、たーにーさんの「金属アレルギーなんで」の一言で拍手笑いを巻き起こしていました。
大阪では唯一呼び込みの時点で大きな拍手が起こっていた金属バット(個人の感覚です)、大阪での揺るぎない人気の高さを誇るコンビの盤石すぎるネタを逆手に取った掴み、最高にカッコよかったです。
そりゃ、ヒューマンさんも痺れますわ。

7/15 よしもと福岡 大和証券劇場

レギュラーメンバー
囲碁将棋・ギャロップ・金属バット・マシンガンズ
①②③出演
ガクテンソク・ザ・パンチ・シャンプーハット・流れ星☆・ヘンダーソン
①のみ
タモンズ
②③のみ
ななまがり

タモンズはレギュラーメンバー以外で最多出演でした!やったぜ。
次点でななまがりかな。ななタモ売れてくれ!

あり得ない香盤

福岡公演はマシンガンズと流れ星⭐︎以外が吉本であったり、劇場も吉本だったりかなり吉本強めでした。
そんなザセカツアー1部の香盤がすごかった。

マシンガンズ
シャンプーハット

恐らくもう二度と観ることは無さそうな香盤です。
もちろん、福岡でも台風を巻き起こしたマシンガンズ。

まさか、台風通過の荒地をシャンプーハットが丁寧に片付けてくれるとは思わなかったです。
シャンプーハットは32→16のネタをやってくれましたが、わたしはまた千枚漬けの罠にハマってしまいました……悔しい……
千枚漬けはカブだって……ノックアウトステージでてつじさんが教えてくれたじゃん……
恋さんが泣きながら公文行ってたくだりで一生笑えるし、てつじさんが恋さんのことを笑うな!とキレる度に絶対笑うし(笑うなと言われると笑っちゃう心理を逆手に取ってるのか)、福岡はシャンプーハットのために来たと言っても過言では無かったです。
捌けて行く時恋さんが少し頷くところが、マジでカッコよくて万が一baseのオタクやってたらこいちゃんのリアコやってたかもしれません、わたし。
(オタク喋りなので息継ぎなしです)
今で良かったよほんと。分別ついてる大人の時にちゃんと出会って良かったよ。

優勝へ導いたかもしれないフリの再現

今年のノックアウトステージ16→8のマシンガンズvsガクテンソクを観ていた方はピンときたこのフリからの回収。
ありがたすぎますね、本当。
大阪のヤツが2人揃ったら漫才になるなんかこれっぽっちも思わない、というマシンガンズの咆哮に完全同意していた奥田さん、よかったです。
完璧に、おもんないって言ってた気がします。
話は逸れますが、関西では、マシンガンズのスタイルを正直良く思わない芸人もいるという話はよくあります。
そりゃそうです、全方位に好かれるスタイルではない、それはどの漫才師もそうです。
観たことのないスタイルに圧倒された去年のノックアウトステージで、マシンガンズが始まって2分で負けたと感じた奥田さんが、あのスタイルを全否定することなく受け入れて取り入れたことやそれを優勝後メディアに出る度に話してくれることって、実は凄いことなんですよね。
お笑いに対してのアンテナ感度が高く尚且つ柔軟な奥田さんだからこそ、なんでしょうか。
そりゃ優勝するって〜!

流れ星☆のパワーバランス

客席からの質問に「流れ星☆さんはどちらが強いのか」というものがあり、即答で「100vs100」と答えていたのが印象的でした。
同級生コンビは数あれど、100vs100で変わらないのもなかなか。
他のコンビであれば相方がネタを書いてるからという理由で折れることは無きにしも非ずなんでしょうけど、流れ星☆はネタ書きとギャガーのコンビですから100vs100は納得できます。
面白いのが相方のミスを広げたり、炎上を燃焼させていくというとにかく相方をこき下ろしていくという姿勢。
同級生だからできることなのかとも思います。
劇場が吉本であることから表現はあえて非吉本、とさせてもらいますが福岡では非吉本がマシンガンズと流れ星☆だけ、というのもありこの2組がかなり際立っていた印象があります。
芸風もだし、空気感もそう感じざるを得ないというか(もちろん良い意味で)
質問トークでもちゅうえいさんが真っ先に飛び出たり、1位トークにまさかのかたつむり林さん(たきうえさんと林さんの戦いを知らない方からしたらポカーンですが、芸人界隈では大盛り上がりだったし向上委員会での場外乱闘もあったほど)の名前が出たり、かなりの爪痕を残していきました。
ほんと、福岡に流れ星☆がいてくれて良かったと思いました。

全組感想

ここで!?て感じですけど、メモ残ってたの福岡しかなかったので。

タモンズ
ピューロのネタ死ぬほど笑いました。
赤羽の立ち飲みから繋げてくるなんて思わないじゃん。
安部ちゃんの「スキャンすなあ!」で一生笑えます。

囲碁将棋
夫婦のルールは、本人がただやりたいだけを詰め込んでる気がしてめちゃ好きです。
伝説の肛門はこちらから。

なお3部はハンマープライスだったと聞きました。
根建さんの虚無顔ハンマープライスを楽しんでもらえたら幸いです。

流れ星☆
肘祭りやってたことだけは残ってた。オチ飛ばしてました?
奥行までしっかり使っていた気がします。
ここまでギャグできる人ちゅうえいさんしかいないのよ。

ザ・パンチ
魔法のランプ大好きです。
ボブスレーのコースで昼寝してました?

ギャロップ
しれっと「全部嘘やで」と言う毛利さんが良い。
ネタではないけど、自分への質問がひとつも来なくて拗ねる毛利さんかわいかったっすね。

ヘンダーソン
フーさんのキレッキレのツッコミが良い。斬られたい。
子安さんは酔っ払いのネタをノックアウトステージでやったら、審査員のお客さんに「不快でした」と言われたことをずっと覚えてるらしいです。

金属バット
大阪度1000%なんだけど、それだけではない知的ワードセンスがあって好きです。
でも、「~やんかいさあ」とか友保さんの口からしか聞いたことないもんな。

マシンガンズ
超大型台風上陸!以上!

シャンプーハット
ネタ中はあんなにかわいい恋さんがネタ以外だとかっこよすぎてギュウンてなってます。あぶねー!

ガクテンソク
クリケットが違う競技になってて、よじょうちゃん!?
クリケットかなり好きなネタなので、またどこかで観れたらなあ。

ななまがり
CMまたぎアゲイン。
そろそろ、グッドモーニングもりふみ、期待してていいですか。


セカンドツアー行ってみて

終わらないでくれ……!頼むからセカンドツアー終わるな……!

でした、はい。
楽しすぎて終わらないでほしかったです。
演者もですが客も相当JOYしました。
まあでも、物事には終わりがありますので(?)

来年のTHE SECONDが楽しみです。
毛利さんも言ってました、来年のセカンドツアー増えるよ!って。

増えてくれー!なんなら北海道とか行ってみんなで美味しいもの食べてくれー!
予算付けるのは客がどうにかするからー!チケット買うからー!

以上です。
ありがとうございました。


ここにいる漫才師全部観れました!多謝!

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