さら

おはようございます。



‘仕舞う’を‘なおす’と言うなど、
日常的によく使う言葉は、
あぁ、これは関西弁なのか。と
気付き易いのですが、
使いそうで使わない言葉は、
中々、気付きにくいもので、
‘さら’と言う言葉もその1つでした。


‘新しい’や‘新品の’という
言葉として用いられる、
‘真っさら’の‘さら’と言う言葉。


今、‘さら’と打つと予測変換で
‘新’と出てきたので、調べると、
‘新’の漢字の読み方で‘さら’が
出てきました...。知りませんでした...。



私が気づいたのは、
東京に出てきて3、4年が経った頃、
コーヒーショップで買いたてのタンブラーを持っていき、「これ、さらのタンブラーなのですが、」という言葉がどうにも伝わらなかった時でした。


‘さら’という言葉が方言だとは露とも知らずに、
「イントネーションがよくないのかなぁ?」
「早すぎて聞こえなかったのかなぁ?」
など、‘さら’という言葉を、
違う言葉に置き換えないといけない
という想像が働かずに、



“「さら」が通じない”
=“「新しい」が通じない”


と思い込み、



最後に、
「棚から取って、そのままのものなのですが...」という


“「新しい」とはどういうことか”


についての描写をそのまま伝え、
お互いに、あ!っと合点がいった
ところで、急に冷静になり、
あ!「さら」がいけなかったのかっ!

と気づいたのでした。





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