はじめて合同誌に寄稿した話

僕です。

推し活をしていくなかでたまたま機会があり、合同誌(同人誌)に原稿を1つ出したのでそれに関する話を書いていこうと思います。
僕にとっては初めての経験で大変勉強になりました。

どんな合同誌なのか

参加した合同誌(アンソロジー)なのですが、Vtuber事務所ハコネクト所属のミラ・ルプスにプレゼントする、をテーマにしたもので、ファンの方が参加者を募集していました。

こちらがハコネクト所属3期生 ミラ・ルプス

何を出したか

僕はカラーイラスト1枚を出しました。
出せるものとしては、「カラーイラスト」「カラー漫画」「モノクロイラスト」「モノクロ漫画」「小説」のいずれか、または混合ということでした。
完成データのWeb公開は、1年は控えろということなのでここであげられるものはありません。
(↑のTwitterにサンプルが上がってるのでそれで見られます)

どうして参加しようと思ったか

タイムスケジュールなどは後述しますが、7月末に主催者様が募集を始めたんですよね。
その頃、僕はハコネクトを知って数か月&練習を兼ねたFA投稿を始めて少々……という感じでした。

ミラ・ルプス氏、とても面白いんですよね。
何かできることはないかなーと思っていたところに、この合同誌の話を見かけたので、思い切ってやってみるか、ということで参加したいと話をしました。

以下のツイートに実際の勉強会資料がありますが

必要なのは推しの本を出したいという熱量だけだ!
正気を捨てろ!

と書かれていました。
なので正気を捨てることにしました。()

募集は8月頭でしたが、原稿提出の締め切りが10月末なのはこの時点でわかっていたので、

 ・今はゴミカスみたいな絵だけど、締め切りまでに練習もできるし、
  多少は良くなるだろ
 ・時間をかければ1枚くらいはなんとか生み出せるだろ
 ・面倒なところを主催様に任せて本が作れるとかめっちゃよくない?

この様な打算的な考えのもとで応募してました。
推しへの熱量自体はもちろんあります。

タイムスケジュール

大体こんな感じでした。

8月1日
 ・主催者様へ参加希望の連絡をする
8月7日
 ・主催者様より概要資料やスケジュール連絡などを受ける
  (実質、ここから原稿作業が可能になる)
8月11日
 ・同人勉強会(原稿の様式とかルールとかその他もろもろ)
8月21日
 ・執筆者応募締め切り
10月3日
 ・形式やページ数などの申告
10月31日
 ・原稿とコメントカットの締め切り、提出期限

その後は主催者様側で編集と入稿を行い、受かれば冬コミで、落ちれば通販で頒布という流れです。
なお、今回は冬コミ(C101)での頒布となりました。(最後に宣伝します)

僕のタイムスケジュールなど

上記に対して、実際の僕がどうしたかですが

9月上旬ごろまで
 ・合同誌原稿は考えずに、FA制作などを続ける
9月上旬~
 ・合同誌用の原稿制作にとりかかる
10月3日
 ・原稿完成、主催者様へ提出

参加理由にも書いたのですが、応募時点での絵は正直ゲロを吐くレベルだったので、少しでも良くしようということで8月いっぱいは練習も兼ねて普通にFAを作り続け、9月に入ってから構図などを考え始めて制作を始めました。

それでも結局のところ、今見るとなんとも言えない絵にはなったのですが、描いていた当時は全力で描いてたんですよね、それは間違いない。

なら、それでいいじゃないですか。
そう思うことにしてます。

原稿自体にかかった時間は正直わかりません。(測る機能がないので)
でもこの記事を打ってる時点において、今年描いたFAの中では1~2位を争うレベルで時間をかけてます。
最初は2枚か3枚いくか?と思ってたんですが、作り始めてから完全に吹っ飛びました。
一応、10月頭に出してるので時間的な余裕はあるのですが、これは不備があったときの修正期間を考慮して空けてるだけなので無理したくないんですよね……。

制作について

基本的にはもらったテンプレートファイル(psd)に、ルール通りの位置に描いて渡す、というだけでした。
ただし、.psdは一度、.clipに変換して作業し、完成後にpsdに戻しています。
(psdのままだとクリスタのクラウドに乗ってこなかったので)
提出してからの修正依頼などもありませんでした。

感想

僕が絵を描き始めたのは今年の6月頃と記憶しています。
そんなトーシロなんですが、中身はともかく、致命的なミスを出すこともなく原稿をあげることができました。
主催者様側で詳細な説明をしてくれたりと、本当に環境に恵まれた活動だったと思います。
まずは主催していただいたことに感謝いたします。
(やってる最中に添削をお願いするとかは、あえてやりませんでした)

主要な作業の多くを主催者様側でやっていただいてるのである意味当たり前なんですが、これで本になっちゃってるんですよね。
「コピー用紙を折れば本」、それはそうなんですが、そうではなくて、ちゃんとした本の状態で、しかもコミケに並ぶ、恐ろしいという言葉以外出てこないですね……。

今後、僕が単独で本を作るような機会があるのかはわかりませんが、こういう仕組みなんだなーと勉強になることが多すぎました。
本当に参加できてよかったと思ってます。

今回は恵まれた環境で動けたわけですが、TwitterやPixivに絵をあげるという行為であれば、もっと、ずっと低いハードルで活動できます。
絵描きてーな、〇〇してーなって欲望、内に抱えているだけにしとくのはもったいないですよね。
とりあえず出してしまいましょう……。

そして苦しめばいい。

非常に短い期間ではあるものの、絵を描く・何かを生み出すというのはこんなにつらいのか、というのを味わいつつあります。
そう思うと、Twitterで流れてくるすべてのFAや絵を見る目が少しだけ変わりました。
みんな苦労されてるんだな……。

絵の練習は続け、願わくば別の機会にまた寄稿なりなんなりで参加できればなあとは思います。
自分が描くものもどんどん良くしていきたいし、界隈も盛り上がってほしいなってのが率直な思いです。

宣伝

ということで、僕が寄稿した合同誌「PresentForMiraアンソロジー」が冬コミC101で出ます。
コミケ当日になってからnoteで宣伝を書くなカス

比較的小規模なVのアンソロジーではありますが、興味のある方は推しのVともども見ていただければ幸いです。
余れば通販もやるそうです。

以下、お品書きツイート

おわり!


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