見出し画像

考えたい せかいのこと


Netflixのドラマ、「First Love」を大切に見ている。この世界観の中にいると、なぜだかいつもどうしようもなく泣きたいような気持ちになる。


わたしは、知らないことが多すぎる。何気ない発言の中に偏見や差別があって、「知らない」からそういう言葉を発してしまう可能性があることが、ずっとずっと怖い。


「知らない」って、議論の土俵にも立てないということ、見える世界が穴から覗いたようなものであるということ。「知らない」が、暴力にもなるということ。

わたしはそれがずっとこわい。大事な人を、仲良くなりたい人を、「知らない」ことが理由でした発言で傷つけたくないんだ。

大学生の頃、ホロコーストや社会的排除について考え続けていた時期があって、小学生の頃、戦争の本や新聞の特集を見続けていた時期があった。

そういう時間って、自分が何かに疲れていたり、心に元気がない時には持てない。でも、その間に時代や世界は進んでいく。忙しいから、時間がないから、考えないでいたことは、あとから自分に降り積もる。

自分が元気でいないと、考えることすらできない。

だから、自分の心を健康にするべきだし、自分を大切にできて、自分が満たされて初めて、外の世界に目を配ることができる。自分に余裕がある人は他者に優しいってよく聞くけど、他者だけに限らず、考えなければならない問題にも、目を向けることができるんだ。

そして、言語を学ぶことは、その人の言葉を聞くということ。その人の考えを聞けるということ。理解できるということ。世界を知りたいなら、やっぱり学ばないと。

わたしは、この世界を捉えるために、誰も傷つけないで済むように、学び続ける。考え続ける。そして、自分を大事にし続ける。




人として、魅力的な人になりたい。自分に、責任を持ちたいのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?