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「ワクワクと繋がりと挑戦と」


自己紹介

 初めまして!あさひです🗻
2024年3月に大学を卒業し、4月に大学院へ進学した22歳です。
高校時代より“地域”に興味関心があり、学部時代は地域活性を社会関係資本(sosial-capital)の視点で実践と合わせて考えてきました。
春は何かと「はじまり」の季節ということで、自分もこの春を機にnoteを始めてみました。普段から考えていること、今ふと思ったこと、興奮して手を走らせたとき、など。自分の頭の中を文字化してみようと思います!

シビックイノベーション(civic-inovation)が地域を変える。

 1970年代あたりから「地方の時代」が叫ばれ、遅々としたスピードであるが「地域コミュニティ」や「地方分権改革」のための政策が展改されてきました。
しかし、現在はこの「地方の時代」から「地域の時代」へ移行され地域を起点とする地域主権の考えが浸透してきています。

 今日、地域では人口減少が現実のものとなり、急激な少子高齢化が進む中で、人と人とのつながりの希薄化、コミュニティの弱体化、いじめや高齢者の孤立、耕作放棄地や空き家の増加など、色々な問題が日本各地で発生しています。

 従来のように、こうした新しい課題の解決を全て行政が担って行くのはもはや能力的にも財政的にも不可能であり、課題に関わる様々な関係者が公共のコミュニティに参加ではなく「参画」しながら協働・連携し、それぞれの知恵や資源を活かしながら、新しいソリューションを生み出していく必要があると考えます。

 そのためには、自治会やNPO、大学や企業、行政といった多様なセクターで地域に様々な課題の解決に取り組むリーダーとして活躍したり、各セクターをつなぎ、それぞれの力を引き出し共通の価値を生み出すマインドやスキル、行動力をもった公共人材の存在が重要であり、こうした人財の「多寡」「集積」の違いが今後の地域の未来を決めていくのではないかと考えます。

 地域は住民一人一人の集合体であるのだから、一人一人の改革が地域全体へ与える影響は大きいと考えています。人口減少も進んでおり、地域活動も固定化しがちであることから、新しい人材を育成し、この地域に意図的に供給していくことが重要であるのだと強く考えます。

 先月長野へ3週間ほど「まちづかい」を学びに行った時にゲストハウスで出会った塩尻で活動をしているスナバの三枝大裕さん からシビックイノベーションの言葉・説明を聞いた時は鳥肌が立ち激しく共感したのを覚えています。あの出会いを僕は忘れません。


3.5%ルールへの挑戦

 これまで、“地域活性” について地域人材育成や市民改革による内側からの活性(土壌改革)を取り上げてきましたが、実際に地域でこれらの実現に向けて何かしらの仕掛けを考えていく中で「具体的に何人の人に影響を与えるのか」を考えていかなければならないでしょう。

 そこで、3.5%ルールを取り上げてみます。

「3.5%ルール」とは、エリカ・チェノウェス(ハーバード大学/政治学者) が発見した法則。20世紀の様々な革命、抗議行動を調査したところ人口の3.5%以上が関与する抗議行動は必ず何らかの変化を生んでいると結論付けたもの。

https://www.bbc.com/future/article/20190513-it-only-takes-35-of-people-to-change-the-world

3.5% 。 日本の何かを変えたい時は、日本総人口が1億2409万人(2024年4月現在)なので、124,090,000人 × 3.5/100 = 4,343,150人。
つまり、434万3150人の意識や行動を変えれば日本は変わる可能性が高くなるということです。

山梨県の場合は、総人口794,745人(2024年4月現在)。
794,745人 × 3.5/100 = 27,816人
 この理論によると、全員を変えることを考えるのはかなり大変ですが、全体の3.5%の人をいかに変えるか、を考えれば良いということですね。


ワクワクと繋がりと挑戦と

 ”ワクワク”と”ネガティブ”はモチベーション(原動力)であり、”つながり”は掛け算力であり、”挑戦”は革命の火種であると考えています。
 私たちは考える葦なのだから、か弱さも理解しながらも考える行為をやめずに、巨人の肩の上に立ち、現在直面しているものを「問題」ではなく「課題」として捉え、取り組んでいく必要があると考えます。

次回予告:歌舞伎揚の正しい食べ方とは。

読んでいただきありがとうございますーーーー
次回は、みんな大好き歌舞伎揚(お菓子)の正しい食べ方を考えてみます!
ぜひこちらもどーぞ!




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