種まきと自家採取の種 自然農園なんです…vol.14
5月も下旬、夏野菜の定植、種蒔き。そしてサヤエンドウなどの種を自家採取しました。
なすとピーマンの定植
夏野菜の定植、何度も失敗して学んだ結果、少しぐらい収穫が遅くなっても気温や地温が上がるこのくらいの時期まで待った方が、失敗しない気がします。
注意すべきは、古苗になっていないか。
種蒔きいろいろ
何年も自家採取した種、今年もよろしくね。今年初めてチャレンジする種、これからよろしくお願いします。
しばらく雨が降っていないのですが、来週は梅雨入り?という予報もあるので、種蒔きのチャンスかもしれません。
ハトムギは3年前から栽培を始めました。
成長した姿や実は、昔お手玉の中身に入れた「数珠玉」と見分けがつきません。
実際、近くに数珠玉が繁殖していると、交雑してしまうそうです。
収穫した実も白や茶褐色などのものがあり、茶褐色のものを選って保存します。煎って粉にしてハトムギ茶として、飲めば健康にもよいし、味も癖がなく美味しいです。我が家の朝の定番です。
ここからは、新入りのカボチャたち。
以前、バターナッツカボチャを作ったことがありましたが、F1種だったので、改めて挑戦です。
もう一つは、隣町に出来たオーガニック種屋さんで購入したものです。
東京かぼちゃの自家採取したものもあるのですが、私が参考にするYouTube「島の自然農」さんが、「カボチャは6月に直蒔き!」とおっしゃっていたので、来週以降にします。
さて、かぼちゃ3種類どれが我が家のエースかぼちゃになるんでしょう。
その他、ルッコラ(自家採取の種)を蒔きました。
次世代に繋ぐ種
種を蒔く、種を採る。自然のサイクル
自分で蒔いた種が実をつけて収穫。その実から種を採り、またそれを蒔く。
書けばそのとおりだし、自然のサイクルに合った栽培なのですが、実際は面倒なんですよ。
作付の計画、例えばナスの収穫が終れば、その後の畝にはサヤエンドウの種を蒔き・・・
としたいところですが、この株は実成りも良く、形もよかったから種を採りたい。その株が畝の真ん中にあったとすれば、収穫終了後も完熟するまで、その場に放置しなければならず、次の作付ができません。
混植という手もありますが、耕作面積にも限りがあるので、サヤエンドウはどこに植える?と毎回考えなければいけません。
だから、農業を生業とする農家さんには難しいと思います。ある程度収穫が終れば、残さを整理して耕運、種を購入して蒔く。
畑の真ん中に種採り用の株が虫食い状態に点在していたら、非効率極まりないですから
でも、そうして自家採取した種は、年々我が家の畑と相性がよくなるんです。実成りが良くて形のよいものを残すので、当たり前かもしれませんが・・・
例えば、種を採りだして5年の冬ダイコン。これまでは年内には「ス」がはいっていたのですが、今年は1月まで美味しくいただきました。
種苗法が改正され、難しい問題もありますが、我が家の種は在来種なので、このまま細々と自家採取を続けます。
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