ゼロから始めて独学でも初心者さん向けにペン字指導が出来るようになるまでの雑記
私が勝手に師と仰ぐ秋山紅華先生に先日の関西講習会で…「独学でもここまで出来る、出来た、その方法を発信してみたら?」と言われたので少し考えてみました。
以下4年9ヶ月でやってきたことあれこれ
「絶対に超絶キレイな字が書けるようになるという根拠のない思い込み」
「自分の字を下手だと言わない、思わない(注・だからと言って自分の字が上手と思っている訳じゃないです)」
「極力毎日書く」
「自分で考えて試行錯誤」
「ペン字や書道ブログを片っ端から読む」
「自分より少し上手くて評価が良い人の作品を研究」
「ペンの光は隅から隅まで読む」
「バックナンバー読み返し」
「ペンの光 師範作品を原寸大コピー」
「お手本 拡大コピーで観察」
「添削でダメ出しされた部分は書けるようになるまで〆切関係なく書き続ける」
「お手本をなぞり書きして違いを探す」
「競書は手段、自運上達が目的」
「お手本の読み解き方を考える」
「適度な目標設定」
「大きめの目標設定」
「一点集中、特化した技術を目指す」
「隙間時間にYouTubeで書道動画」
「先輩フォロワーさん同士のペン字(書道)談義ポスト(ツイート)は一字一句逃さず読む」
「アドバイスや提案は素直に聞く(やってみてから取捨選択)」
「同じ課題を定期的に練習する(継続中)」
「これやってみたいと1ミリでも心が動いたらやってみる」
「こんな字を書きたいという明確なイメージ」
「日ペンに拘らず様々な流派の書き振り、特徴、日ペンとの違いを学ぶ」
「どうでもいいようなちょっとしたこだわりを持つ」
「ペン字や書道の上手い人と会える機会があれば行って直接話す」
「出来ない(書けていないポイント)リスト」
「添削は答え合わせ」
「無理してつけペン使わない」
「使っている道具の特性を理解する」
「手癖を知る」
「一般的に正しいと言われる方法にとらわれ過ぎない」
「五段になってから後輩フォロワーさんの練習写真を見ながら勝手に脳内添削」
「ひらがながの精度を上げる」
「作品を見る事も大切だけど、その作品を書いた人と話す」
「環境が人を作る。ペン字環境整備」←案外これが何より大切かもしれない
ここ2年くらい意識してる事
「SNSや講習会で先輩から受けた恩を後輩へ返す(知識の還元、循環)」
「ペン字関連で何か頼まれたら極力断らない」
「添削指導をすることで初心者さんから新たに学ばせてもらう」
(学ばせてはもらっていますが、やはり添削は理事の先生にお願いされるのが1番だとは思います)
「顔と名前を売る(人脈作り)」
「人と人を結ぶ人になる」
やばっ。
思い付くままに箇条書きしたらこんな事に。
なんか私、必死に練習し続ける痛い人に見える😂
4年9ヶ月どハマりして練習してたらこのくらい思う事があると思うんですよ…
そこそこ一生懸命にはやってきたけど
「ペン字練習沼にハマった」というのが自分としての感覚です。
どれも無理してやってきたとか必死で努力したとかではなく、楽しいから、興味があるから、疑問に思うからやってきたことばかりです。
ヲタ気質がプラスに働いた結果かと思います。
時々SNSで碧さんはストイックな方だから…とか、努力家で…言われるたびに「なんか違うぞーーー!」と言いたかったんですよね。
ストイックとは少しニュアンスか違うんですよ。ヲタ気質な人はきっと分かってくれるハズーーーー!
才能があるとか言われる事もありますが、多分ないです。
子供は自分の興味のある事、楽しいと感じる事を飽きずにずーっとやってるじゃないですか?
それと同じ感覚だと思います。
意識的にやってきた事と、結果として思う事あれこれを全部噛み砕いて解説したら
「ゼロから始める爆速ペン字指導者への道(仮)」という本が出せそうです!!
誰が買うのか知らんけど〜
フォロワーさんとDMやコメントなどでやり取りしていると…時々勘違いしてませんか?と思う事があります。
「楽」は「たのしい」であって「らく」ではありません。
「たのしく自分比で上達目指す」と私はいつも言いますが、時々は無理してます。
「らくして上達目指す方法」は1ミリも存在してません。
私が若い頃にTVで明石家さんまさんが住み込みで弟子入りしていた頃の師匠とのやり取りの話しをされているのを見ました。
さんま「掃除はつまらないし、面倒です」
師匠「楽しくなる方法を考えろ」
何事もコレだと思います。
どうしたら楽しく頑張れるかを考え
楽しく続けるための目標はいくつかあった方が良いと思います。
私は今やっている事やちょっとした疑問、出来た所や出来なかった所、いろいろとX(旧 Twitter)で発信してきたので、いろんな方からよく「こうしたら良いんしゃないかな?」とDMやリプを頂く事も多く、そのやり取りで「独学だけど1人しゃない」という感覚もあり、これだけ楽しく続いているんだと思います。
今や定着している「Twitter支部」なんて言い方も私が始めた頃はなかったんですよ。
私がペン字始めて1年くらい経った頃に出来た呼び方だったと思います。
Twitter支部がなかったらこんなにのめり込んでいなかっただろうし、こんなに上達もしなかったと思います。
良い刺激を受けられる環境を作ること
自分で考える習慣をつけること
(初心者さんは考えられる基礎作り)
悩んだ時には相談できる仲間を見つけること
4年9ヶ月のあいだ試行錯誤してきた私が今感じる大切なポイントはこの3つかなぁ。
…て。これ、仕事と同じ!?
て。どんなオチ!?🤣
半分以上箇条書きのざっくり雑記ですが
何か気になるキーワードやヒントになりそうな事があれば嬉しいです☺️
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