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大学生はもっと「没頭」経験を!学問と仕事の結びつきについて

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

今日のネタはTogetterから。
元ネタはこちらです。https://togetter.com/li/1854529

下記のようなお話、よく耳にされませんか??

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こういう親御さんは一定数いらっしゃいますよね。

そもそも大学で勉強したことが、
初就職で仕事に直結すること自体稀な気がします。
 ※ 専門特化したものを学ばれていたり、研究職だったりと一概には言えませんが。

本来大学は学問を学ぶところで、実用的なスキルを学ぶところじゃないというのが本質ではないでしょうか。
しかし、時代の流れ、少子化も相まって大学も生き残らなければなりません。だからこそここ最近は、専門学校の実践教育に近い大学教育が開発されたりしています。

でも、大学で学ぶことはあくまで学問、知識として必要なモノとは思いますが、ある意味趣味に近いと私は捉えています。

ちなみに私は、高校は商業科で実践的な簿記を学び、大学では会計学の理論を学びました。
一方就職はというと、1社目が販売系、それ以降は営業系と、あまり会計が活かせる世界にはいませんでした。

4年前、経営者になるまでほとんど役に立たなかったこの知識ですが、今では高校時代に取得した簿記が本当に役立っています。
大体の数字を自分で出すことができるので、数字の把握が周りの経営者に比べて速くできます。
それに、助成金などの帳簿作成はお手のもの、といった感じです。
ほんと、いつ役に立つかわかりませんね〜

ただ、私にとっては大学で学んだ会計の理論は役に立ってるというより、まさに趣味の世界に近いんです。
より深く知っているから実務をしていて面白いと思えますが、ないと困る!ってレベルの話ではありません。

だから、なにより大切なことって
学生時代に「没頭」できたかどうか。そんな経験をしているかどうかだと思うんです。
私はまさに、そうでした。

複式簿記の数字がピタッと揃う瞬間って、あの快感はたまりません。

そういう経験があったからこそ、15年以上前に学んだことであっても忘れずに、自分の糧となっています。

時折、就活生のお悩みで冒頭の親御さんのような発言をされる方が周りにいて、どうしたらいいのか混乱している人がいますが、

「学問とビジネスは別!大学時代に没頭した経験があれば忘れへんから活かせるタイミングで使えばいい」

ってことを理解して欲しいなって思います。だって、それがあったから私は実務に役立つ+α、楽しい、面白いがついてきましたから。

ということで、私の経験からいうと、大学で学んだことが就職に直結し、ご活躍される方は羨ましい限りですがほんのひと握り。
就職時点ではあまり直結していないことの方が多いけど、没頭した経験があればいずれ役に立つ可能性もあるし、何よりガクチカ不足と
言われるコロナ禍において、まずは没頭するモノを作ってみるのがいいのではと考えています。

また来週お目にかかりたく思います。

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