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DXってなんだっけ。Internet Explorerサポート終了が与えるインパクトって?

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

本日はこのネタ。
「いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了」
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html

今なお使っている方は少ないと思いますので「ふーん、そうなんや」レベルの方もたくさんいるでしょう。でも、これってよくよく考えると結構インパクトあるんです。
なぜなら、元々Windows OSのWebブラウザとして
「Internet Explorer(IE)」が標準でインストールされていました。そのため、いまだに利用されている方がいるにはいるわけです。

過去にWinXPや7の終了時にもよく話題になってましたが、IEにもついにその時がきました。

では、実際どれくらいユーザーがいるのか調べてみると、そこそこいらっしゃるわけです。
参照元:https://webrage.jp/techblog/pc_browser_share/

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スクリーンショット 2022-02-04 16.33.08


たった5%って思いましたか??
ちなみに世界で見ると1.2%です。
日本のDX問題が垣間見えるような気もしないではないですが、、
これは私の推測ですが、IEを使わないと仕事にならないって人が5%いるんじゃないかと思っています。

では、今回どんなインパクトがあるのかというと、
例えばこういうモノがあります。

スクリーンショット 2022-02-07 13.46.01

参照元:https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00028.html#041
こちらは法務省のページからの抜粋になります。

当然対応はされると思いますが、膨大な数のシステムでの移行が必要です。
デジ庁さん、また忙しくなりますねきっと、、

これはほんの一例で、実は現在も業務用のWebアプリケーションをIEで
動かしているなんてことが結構あるわけです。

終了のスケジュールについてはこんな感じ。

スクリーンショット 2022-02-07 13.50.52

参照元:https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html

2022年6月16日以降は、IEを立ち上げてもEdgeが自動的に起動します。

今後起こりうるBadシナリオは、
年に数回しか使わないシステムだから、立ち上げてみたらEdgeが立ち上がって動かない、、
さらにIEのサポート終了の事実も知らない方は途方に暮れるしかない、、
みたいなケースも出てくるとのではないでしょうか。

さらに、Win OS自体はサポートが終了しても使えるから余計に厄介です。
セキュリティを考えると私は怖くて使えませんが、サポート切れたバージョンで利用している人は実際時々いますから。

巷ではDX、DXと叫ばれていますが、実情はユーザー割合が低いIEしか対応していないシステムがたくさんあり、そりゃ難航もするだろなってわけです。

ブラウザの選択次第で、不便どころか使えない状況になり、混乱を招くタネがそこらかしこにある状況を見ると、経産省が提唱しているDXには程遠い気がします。

2025年の崖まであと3年。

まずは今年の6月16日以降、IEが終了した後の状況を注視していきたいと思います。

また来週お目にかかりたく思います。

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