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スポーツ界にもVRの波が押し寄せる?!未来のトレーニングとは?
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。
本日はVRネタで。
暑い夏でもエアコンの効いた家の中に居ながら、外にいる気分になれるVR。使っている方ならご承知だと思いますが、ついにこんなモノまで登場してしまいました。
NTTデータが開発したVR技術を活用した打撃トレーニングシステム。
その名も「V-BALLER」です。
22年の4月からアマチュア向けに提供を開始したらしく、ウェブの記事や新聞でも取り上げられていました。
どんな様子なのかはこちらのYouTubeからご覧ください。
元々プロの世界で活用されていたのは知っていましたが、今回は高校野球での利用という話です。
その内容がかなり秀逸で、隠岐島にある高校が離島のデメリットをVRでカバーするというものでした。
練習試合をするにも、島根県内の高校まで船で2時間かかり、どうしても実践機会が乏しくなる。
そこで、プロも活用していたこのシステムを利用することで実践感覚を養うと共に、自分の課題を数値的に分析して改善していくというもの。
VRのヘッドセットと、腕と腰にセンサーをつけてデータを取り、客観的なデータからスイングの癖を計測することもできるようで、ただの映像体験だけではないところも魅力です。
あれを仮想現実でやるわけです。システムなので、いくらピッチャーが投げても疲れないというところもいいですし、バッティングピッチャーに気をつかう必要もありませんw
しかも、投球データのデータベースから多種多様なピッチャーのデータを引き出せるので、バリエーション豊かなシミュレーションが可能になる。
希少な左のアンダースローとか、投手データがあればいつでも呼び出せますしねw
※ 今のような夏のクソ暑い時期であっても、熱中症の危険がないのも良いですよね!
近年、スポーツ界では今までの常識を覆す多彩な練習方法をよく目にしましたが、ここ最近では一番衝撃的でした。
野球はピッチャーが有利なスポーツ。
それを攻略するために、かなり有効性が高い練習方法だと思います。
これが進化し一般化すると、「3巡目で目が慣れてきた」みたいな決まり文句もなくなるのかもしれませんね(笑)
活躍しているプロ野球選手に
「子供のころはどんな練習をしていましたか?」のエピソードが
「ガキの頃から暇があったらVRで練習していました」みたいな逸話が、そう遠くない未来に生まれる気がします。
今やスポーツでもデータ活用が当たり前になりましたが、さらなるIT技術を活用した面白い事例でした。
また来週お目にかかりたく思います。
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