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退職代行って実はここが泣きどころ

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

本日も早期退職ネタについて。

メディアやSNSでは相変わらず退職代行が多忙みたいな話がちょくちょく流れてきますが、これ、皆さんどういう目線で見てるのかな〜とちょっと気になって改めて書いてみようと思います。

そもそも昔から一定数いるわけですよ。
これはエビデンスからも間違いないというのはいろんなところで書かれています。

ただこの退職代行というものが登場して一番ヤバいのは、
辞めた人と2度と接触できない点にあります。

HR的にはこの点が一番厄介だと感じているはずです。

だって辞めた理由が推測しかできず、理由がわからないままになるわけですよね。

ビジネスが成立しているわけですから、ニーズがあるわけで、サービス自体を批判するつもりはありません。

しかし2度と接触することがないという1点においては非常にダメージが大きいのは事実です。

現行の退職の場合は、顔を合わす機会はあったわけで、当然退職理由を聞いたからといって本音を話してくれる割合もデータ的には上司で約半分、人事担当者で35%です。しかし正確な理由を捉えることはできなくても、何かしら情報は得れるわけです。

これが完全に閉ざされたことの意味はあまりにも大きいと感じます。

むしろ退職代行企業が理由をヒアリングしていて、これをデータとして保有しているなら、この企業が退職防止のカリキュラムなんかを作るだけの材料が揃うような、そんなことも考えれます。

コンピュータウイルス対策ソフトを作っている企業が、実はウイルスを影で作っているという噂話と似ているような感覚を覚えます。

採用するにも非常にコストがかかる時代、できるだけ定着するために各企業はあれこれと策を打っていると思いますし、そんな中、辞める理由も聞けず、対策打つにも想像しかできないのは採用する側は苦慮しますね〜。

どんどん世の中が難しくなっていく、、

ただですね、私の周りには退職代行使われたって企業は実は聞いてなくて、私的にはメディアの中の話です。

こんな世の中ですから、想像を超える何かが常々起こるのも少し慣れてきていますが、いろんな状況があるにせよ、なんだかな〜と思う今日この頃です。

結論らしい結論もなく申し訳ないですが、これを読んでもらった企業様では、退職代行企業からのアクセスがないことを祈ります。

今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。

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