今日3度目の流産をしたけど、私はきっと不幸じゃない。
※2018年に第一子を出産しています※
※不快な表現があるかもしれません※
タイトルの通り、私は10月12日の今日3度目の流産をしました。
でもきっと、私は不幸じゃない。
今日書くことに意味があると思ったので
noteに書き留めておきます。
1度目の流産
息子を授かる1年前の2016年、1度目の流産をしました。
妊娠6週目で胎嚢を確認後、すぐのことでした。
少しずつ茶色いおりものが増えて、だんだんと増していく痛み。
3度経験した今思い出しても、この流産がダントツで痛かったです。
あまりの痛みで、無意識に過呼吸になっていたらしく、(看護師の母にのちのち言われた)
流産する痛みに過呼吸と貧血の影響が加わり、全身がビリビリと痺れて歩けませんでした。
お恥ずかしい話ですが、深夜の病院で叫びまくりました。。
医師が胎嚢を引っ張り出してくれて、びっくりするほど一瞬で痛みが引きました。
子宮内容物が全て出る「完全流産」でした。
流産するまでは、まさか自分が流産するなんて1ミリも考えていませんでした。
やっと授かれた待望の命に、夫婦で飛び跳ねるほど大喜びしていただけに、
あまりにもショックが大きすぎて。
流産してしばらくは、布団にこもって泣き暮らしました。。
その間、母は私を気遣って毎日連絡をしてくれました。
家族の優しさに救われて、前向きになれたなぁ。。
2度目の流産
2度目は去年(2019年)の9月。
妊娠7週になっても胎嚢の中が空っぽでした。
再び目にした茶色いおりものに、私はすべてを悟りました。
自宅で胎嚢が出て病院に連絡すると、
21時を過ぎていたけど「すぐに来てください!」と言われました。
軽い陣痛のような痛みが続いていたからです。
痛みの原因は、胎盤の元となる組織が残る「不全流産」だからでした。
そのまま、深夜に子宮内容除去術を受けました。
突然手術をすることが決まって個室に案内されるまでのほんの数分の間、
同じ待合室には今にも産まれそうな子と奥さまの無事を祈る男性が、たまたまいらして。
自分とは正反対の運命を目の当たりにして、言葉にならない悲しみと絶望感を感じていまい…
不覚にも大泣きしてしまいました。
悲しくてしかたなかったけど、
でも、私には息子がいる。そう思うと、前向きになれました。
帰宅して、寝ている息子の頭をたくさんたくさん撫でました。
次の日、夫と義母が私の大好物のお寿司をご馳走してくれて。
また、家族の優しさに救われました。。
3度目の流産
そして、3度目は今日。
3日前に受診した時、内診台で「おりものがピンクだね!」と言われ
「え!?」と叫んだのが始まりでした。
7週目に入り、卵黄嚢や心拍は確認できましたが、胎嚢が5週の大きさでした。
医師からはっきりと「流産の可能性があります」と言われました。
変に期待してしまうより、潔く言ってもらったほうが私にとってはよかったので、
事実を受け入れないと、とただそれだけを考えていました。
帰宅後、おりものが茶色に変わり、色が濃くなり、
確信しました。
「私はきっと、3度目の流産をする」
今朝、なかなかの痛みだったから、そろそろかな?と思っていると
流れ出てきてくれた。
2度目とは違い、後を引く痛みもない。きっと全部出たんだな、と思いました。
念のため病院には連絡をして、すぐに診察を受けました。
医師にも言われましたが、不幸中の幸いで完全流産でした。
不育症の疑い
3度目という数字に、医師の表情が曇る。。
「妊娠しても育たない、不育症の検査をしてみてもいいかもしれない」
そう言われました。
ネットやSNSで調べて、なんとなく自分はそうなんじゃないかと、実は思っていました。
息子は無事に産まれてきてくれましたが、不妊治療で授かった子です。
排卵誘発剤の服用と、ホルモン注射を受けていました。
そのことを医師に伝えると、「その治療が良くて、無事に育ったのかもしれないね」と。
私も、その通りだと思っています。
夫とも、できることならもうこんな悲しい思いはしたくないよね、原因が分かるなら知りたい!と話していて、
不育症の検査には2人とも前向きです。
次回の診察で医師と相談して、
具体的に話を進めていきたいと思っています。
検査を受けることになれば、またnoteで共有させてください。
私はきっと不幸ではない
本格的に出血しだした時、1人で考えていました。
辛い思いをするくらいなら、ひとりっ子でもいいんじゃないか?と。
…でも、私たち親は順番通りにいくと、子より先に死ぬ。
いつくるか分からないけど、その時に息子を1人にしたくない。
1人産むなら2、3人産みたい。
たとえ不育症であっても。
また流産を繰り返しても。
妊娠できる可能性があるのなら、地道に頑張りたい。
これが私の正直な気持ちだと、改めて思いました。
私と同じように流産した方、
事情があって子どもを授かれない方、
早産で赤ちゃんを亡くした方が、私の身近にはいます。
でも、私には息子がいて、
私のことをなんでも理解してくれる夫がいます。
「2人目が欲しい」という私の願いは、
きっと誰かにとっての“贅沢”で。
そもそも人と比べる必要なんてないけれど、
きっと今の私は不幸じゃない。
流産は経験したけれど、死ななかったし、
明日も息子と遊べる。
夫はいつも優しい。
うん、やっぱり私は幸せ者です。
不幸な出来事に心を支配されるよりも、
今ある幸せを大切に、噛み締めながら生きたい。
3度目の流産を経験して、この決意が今日また強くなりました。
今回の流産でも、実はたくさん泣いたけど
何度経験しても慣れない、慣れたくない悲しみだけど、
いつでも最終的には前向きな私でいたいな。
また背中を押してもらったと思っています。
7週の赤ちゃん、
私を強くしてくれてありがとう。
また会おうね!絶対に!
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