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自己流国試対策こんな感じでした。時系列で書いてみる(管理栄養士)


こんにちは、ゆとりです。

今回のnoteは国試の記録、第2弾。
「わたしの国試対策はこうやったよ」という、対策スケジュールについて書いていこうと思います。

良かったこと、こうすれば良かったなぁということ…いろいろ忘れないうちに。

公開が遅くなってしまい、もう5月が目の前だけど、せっかくだから載せさせてくださいね。

事実ベースだから散らばってしまうかもしれないけれど、リアルな感じが伝わればいいなって思ってます。(言い訳。ゴメン)

それでは、つらつらと。


プロフィール(今更)

ゆとり/ 22歳 /大学4年生 / 管理栄養士専攻
(2022年3月卒業)

研究室にも所属せず、栄養教諭のクラスでもない。しかもお金がないくせにアルバイトもあまりしない人間。友達と遊ぶことは多い。8時間睡眠は死守したい。

大学は、管理栄養士養成校として歴史のある所で、周りの学生はみんな勤勉。あと管理栄養士国家試験対策室がとにかくアツい。

以上

〜〜〜

いきなりプロフィールを書いて伝えたかったのは、努力すれば割とちゃんと勉強時間を割けるタイプの人間が実践した受験勉強だった、ということ。
頑張る方法は人それぞれだけど、わたしの場合は、安心して取り組むには時間にある程度の余裕が必要だと考えてた、というかそうじゃないと不安で。



2021年の取り組み
まずは2021年の頑張り(?)を書き出してみます。書いていて悲しくなることがないと良いのだけど。

4月:国試対策授業が始まる

4年生スタート。通常の授業にプラスして、週2コマの対策授業が始まる。大学が用意してくれる、単元のまとめ講座のようなものだ。1年生から3年生までで習ったことは膨大なので、授業もとにかく盛りだくさん。
わたしは割と、物事の傾向を考えるタイプなので「この授業を真面目に理解していけば、着実に点数につながるぞ」と悟る。わたしは初めての受験だけど、大学側はもう何年も指導してるのだから、授業にも説得力があるだろうと思った。
そこで、「習ったことはちゃんと覚えよう!」というふんわりとした目標を決めた。
4月はとにかく「受験生になった」ということ自体の不安と、億年前の授業で習ったような、お久しぶりなワードにソワソワするような感覚だったかな。とにかく授業しか受けてなかった。自分で何かをするこということはまずなかった。

この調子で5-6月も過ごし、7月は病院実習にガッツリ心を割いて寝不足と戦っていた。小見出しにしてまで書きたい内容がない。4月の続きで書けちゃうくらい、ただただ時間だけが過ぎた。

~月1回の模試~

5月くらい。たしかこの頃から、月に1回くらい模試を受けていたような気がする。模試はさまざまな会社のもので、すべて大学が用意してくれていた。
得点率としては、6割まであと少し…6割いった!くらいのところをウロウロしていた。授業しか受けていなかったので、点数の推移には一喜一憂することもなく、ひたすらタイムアタックの訓練をしていたような感覚だった。

でも、2つの大きな収穫があった。

1つめは、苦手科目の目測がたったこと。
模試中の手応え的にも、点数的にも「社会・環境と健康」と「栄養教育論」と「公衆栄養学」あたりなんじゃないかという感じがした。んだったと思う。
2つめは、解答スピードが速くなったこと。
スピードアップした、というよりは、もともとの速さが速い人間になりました。というのも、管理栄養士国家試験の本番の制限時間は1問あたり1分30秒なのに対し、大学の模試は1問あたり50秒だったため、その速さで解けるように訓練されたというわけ。(これはのちに大きな武器になりました。

8月:そろそろ勉強しないとなぁ

オンライン授業がぬるっと終了し、夏休みに。
大学受験では夏休みがターニングポイントであったことを思い出し、ここでようやく受験勉強しなくちゃいけないのでは?という感覚が出てくる。
でも、自覚が芽生えたものの行動には移しきれず、就活の悩みに直面するなどしているうちに時は流れてしまった。
相変わらず国試対策授業だけこなす日々であった。

9月:とりあえず過去問開くも立ち往生

重い腰を上げ、ついに勉強スタート!!
のはずだった。
え、何をすれば良いかわからん。

とりあえず、過去問集(中央法規出版)を開く。過去問集は7月頃に大学で一斉購入し、そのまま放置していたものだ。夏に使うべきだから用意されたのだろうと、とりあえず解いてみる。
そして、開始20分でわかったことは、1問解くとわからない単語や分野が山ほど見つかり、まったく進まないこと。

困った困った。どうしようか。

これまたとりあえず、わからないものを1つずつ確認していくスタイルで、1つずつ覚えていくことに。
使用した参考書は、国試の達人(RDC出版)。関連項目を開き、解けなかった問題の答えを、表やまとめから確認する。過去問演習用になんとなく作ったノートに、参考書のまとめを書き写したりした。
また、マーカーで線を引くことで、また同じ部分を見直した際に、前もやったんだなと気付くことができるようにした。このスタイルは大学受験のときに確立したもので、当然のようにそのスタイルだったような気も。

1つずつやっていく…というのも本当に1つずつしか進まないので全く量がこなせず、栄養教育論だけで夏休みは終わってしまった。管理栄養士国家試験には科目が10あり、そのうち1つは応用問題なので実質勉強するのは9科目。ペース配分という言葉が頭をよぎったのは、夏休み最終日。
仕方がない、真剣に進まなかったのだから。言い訳ちゃん

10月:何をしていた…?


夏休みちょろっと勉強したから、この調子でやるぞ!と、目標はいろいろと考えたけど、今思えば何もしていない1ヶ月間だった。本当にどうしようもない人間である。

11月:焦る(遅)。そしてちょっとしたコツを掴んだ気がした


ここで、本番まであと5ヶ月くらいしかないということに気がつく。
夏休みが終わってからしばらく放置していた過去問集を開くと、急に焦りが…
4年生後期の授業は、ほとんど国試対策くらいしかなかったので、もうここからは、やる気に合わせて時間を使うことが出来た。

勉強の方法は、解説作りに落ち着いた。
はじめは、3年生(2020年)に大学から出されていた課題である「過去問の解説を作る」というやつを見習ってまとめてみたが、わたしはまとめる作業で満足してしまってあまり向いていなかった。(ノートまとめは文字通り手応えはあるのだけどね)

結局、自分は参考書に線を引いてブツブツ唱えるくらいがちょうど良いということ、書く作業も、法則のイチから書き出すのではなく、自分がわからないことだけをチョロっと書くくらいが良いとわかった。

〜〜〜

12月:着火!!

完全に火がついたのは12月。4月からやらなきゃ!不安だ!と言っていた割に、あまりにも遅すぎた。
これまでのダラダラとした国試対策(といえるのかすら怪しい)で、得意科目と苦手科目があること、好きな科目と嫌いな科目があることだけはよくわかっていた。

受験勉強らしいことが始まったのは、ここからである。
情けないけど、自分なりの方法はここからようやく、と言った感じだった。

【結論?】見出した勉強法

大それた小見出しになってしまったけど、12月から直前に入る前までの間でわたしが実践した勉強法は、こんな方法。

*問題演習は過去問のみ。直近5年分の問題が掲載された中央法規の過去問集を使用
*進め方は科目ごと。
*1問解くごとに解説を見て、理解できていたかどうかを〇✕でメモしておく。(次の周回で間違えたとき、前回はどうだったかわかる)
*解説を見て足りないなと思う部分は、参考書を開いて周辺事項もチェック。RDC国試の達人を使用
*大切!と思う部分のみ、演習用ノートにメモ。

こんな感じでした。行ったり来たりする本は、過去問集と参考書だけ。
この方法で、結局各科目を3~6周したよ。苦手科目や苦手分野は回数を重ねて。

直前は、以下の方法。
こっちに切り替えたのは、2週間前くらいからかなと。

*過去問演習を、科目内の単元ごとの通しに変更。
(例:臨床栄養学の肝臓疾患をすべて解く→すべての解説を見る)
*YouTubeの「管栄通宝」さんを視聴。
*ミニミニまとめノートの作成。試験当日に確認する用の、ギリギリで見てもタメになる事項をまとめておく。過去問演習中に出会ったものでダメな内容が多め。


大きくみるとこんな形でわたしの4年生は終わったのだけど、結果としてしっかりと乗り越えることができたのは、12月以降の頑張りのおかげだと思う。
勉強に本腰が入らない期間も「自分は今どうすべきなのか」「何ができないのか」「何ができるのか」ということは常に考えていたから、大得意な部分に時間を割いてしまうとかそういうことが起こらず、きちんと注力すべき部分に照準を合わせることができたと思う。

偉そうなことばかり書いてしまう締めくくり。終わり良ければ総て良しなんていうけど、そんなカッコイイまとめを付けられるようなカッコイイ受験勉強の記録じゃないので、このくらい言い訳ばかりの締めくくりで、終わりたいと思います。

追記に追記を重ねて。
拙い文章を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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