人目を気にしていた自分③


これは、このお話の続きです。

「明るすぎる…」

「なんか、大人の女性というような感じだなぁ…」

と思いました。

自分の中で納得出来なかったので

元の黒髪に戻したいと強く思いました。

しかし、周りからは
「良い色なのに何故」
「そもそも、自分から髪を染めたいと言ったのに」
「そんな短期間で
染めたり戻したりを繰り返すと髪が痛むでしょ」
と批判の嵐。

この批判が、精神的にかなり堪えました。

しかし、批判を押し切って
なんとか元の黒髪に戻す事は出来ました。

戻した後も、「良い色だったのに…」
と言われることはありましたが
心の中ではホッとしている自分がいました。

そもそも私が髪を染めたいと思ったのは
高校卒業をしても黒髪のままというのは
おかしいのではないか、浮いているのではないか
と不安になった事がきっかけでした。

人から浮かないことを軸にして
何らかの判断をしても
結局は良い結果にはならないんだと
この件で、ものすごく痛感しました。

でも、自分のしたいことを軸にして
お洋服とか髪型を決めたとしても
私は、(当時)19歳なんだから
イタいのかもしれないし
もし、悪い意味で浮いてたとしたら
かっこ悪いし、そのようにはなりたくない。

一体どうすれば良いのだろう。

葛藤はまだまだ続きました。

この時は
過去の自分の日常に比べると
暇な時間が多かった時期でした。
(逆に今までが、肉体的にも精神的にも
余裕がなさすぎたのかもしれません。)
必然的に、悩んだり葛藤したりする時間も増え
良い意味で
自分の中で考えが変わっていきました。

続きます

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