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ミニマリスト≠ものを持たない|ミニマリズムの本質とは
ミニマリスト?
ものがないひとのことでしょ?
そう言われることがあります。間違いではないのですが、少しニュアンスが違うように感じています。
確かにものは圧倒的に少ないです。しかしなんでもかんでも捨てている、手放しているわけではありません。自分にとって必要かどうか。これを見極めて必要なものだけを厳選し手元に残しているのです。
生まれたときからミニマリストではない
では昔から必要なものしか与えられず、厳選する能力が備わっていたかというとそんなわけもありません。
私自身がそうですが、元浪費家で部屋には足の踏み場がないくらいのものがあり、常に散らかっていました。
一目ぼれで洋服を買い、コーディネートに悩みタンスの肥やしになる。日常茶飯事でした。
そんながモノを減らすきっかけとなったのがミニマリストという生き方です。
ミニマリズム=最小限主義
ミニマリズムは芸術のひとつの表現です。ミニマル(minimal=最小限)と~イズム(~ism=主義)を組み合わせたもの。
際立たせたい本質のみを表現するために他を極限までそぎ落としていく。
リンゴが主役の絵があったとして、リンゴの周りにバナナやみかん、キウイが並ぶより、真っ白のテーブルの上にリンゴひとつのほうが際立つ。
生活に例えると、寝るためのベッドだけ部屋に置く。そのほかは全部捨てる。
みたいな感じです。(少し極端ですが)
ミニマリストのメリット
➀掃除が楽になった。
掃除の前に散らかったものを片付けていませんか?お気に入りのコレクションに埃がかぶっていませんか?
掃除にかける手間と時間が激減します。
②フットワークが軽くなった
生活に必要なものがわかっていて、なおかつその数が少ないためどんな土地でも生きていけます。
帰宅後の家事も厳選されているので、急な誘いにも旅行にもパッと行けてしまいます。
③好みがはっきりした
多趣味な方は本当に好きでやりづけたいものが、無趣味な方は何に興味があるのか、見つけることができます。
➃無駄遣いがなくなった
必要かどうか。価値を見極める力がつくため無駄な出費はありません。
⑤集中力が上がった
勉強しようとしたらデスクが散らかっているのが気になっていつの間にか片付けることに集中している。そんな経験ありませんか。
ミニマリストはデスクに何も置いていないので目の前にするべきことに集中できます。
⑥探し物がなくなった
所有物をすべて把握できるくらいものは少ないです。
把握できていないものというのは、さほど必要ではないとも言えます。そんな中に財布が埋もれてしまっては見つけ出すのが大変ですよね。
先日、財布化から保険証を出すのに10分もかかっている人を見かけました。なんともったいない時間。
前回の記事では二度のピンチにあってしまった経験をお話ししましたが、ミニマリストになったことによって感じたデメリットは正直ひとつもありません。
本当に必要なもの、本当に大切なものに囲まれた生活はとても気持ち良いものです。
タイトルにもありますが、ミニマリストはものを持たない。ではありません。
ミニマリストは「自分の大好きに囲まれた幸せなライフスタイル」です。
私は私の周りにいるみんながミニマリストになればいいなーと思っています。そうすれば今ある幸せを噛みしめる人生になるのに。
家族友人は特に幸せになってもらいたいですからね!
私にできることはミニマリストという生き方を伝える。これだと思っています。
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