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「海外からPovo申請できる」は正しくない

日本の電話番号ほしいなと思ってPovoのeSIM契約手続きをした。しかし、本人確認の段階ではねられた。

原因はおそらくマイナンバーカードを使ったことだと思われる。
最近のKYCで使える書類は、運転免許証もしくはマイナンバーカードであり、筆者は免許証を所持していないのでマイナンバーカードを使用した。以前はパスポートが使えることも多かったが、パスポートの仕様が変わったために使えなくなった。
出国前の転出手続きの際にマイナンバーカードは返納する必要があり、返納処理をしたことがカードの表面にも記入される。これが目視確認の際に引っかかったと思われる。

対策・回避策として考えられるのは、運転免許証を使う、既存の携帯番号をからの乗り換えで契約(番号保持の場合は本人確認ないらしい)。
荒業だが、一瞬帰国して転入届を出してマイナンバーカードを元の状態に戻した後申請、契約できたら転出届を出して帰るという方法もある。しかし、これは金と時間がかかりすぎる。

結論として、「海外在住者もPovo契約できる」は不正確で、「有効な日本の運転免許証を持っている人は、海外に居ながらでもPovoのeSIM新規契約ができる」というのが正しいだろう。

Povoが海外在住者の利用を想定していないのであればそれは受け入れるが、Povo側からは免許証でKYCしているのが、海外在住者か国内在住者かわからず、申請者の心に委ねられているのは、システムとして問題があるように思う。
というか、基本料0円なんだったら想定される使用方法ではあるので、そこらへんもう少し詳しく書いてほしい。

おそらく大半の人は日本の電話番号を持っていて、出国前に格安SIMに乗り換えたりするだろうが、出国の際にSIMを解約したのでこのような事態になってしまった。
原付の免許でもとっとけばよかった~

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