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高専5年間の攻略方法

0. はじめに

はじめまして。某高専で5年生をやっているものです

5年間の高専生活が終わりに近づき、これまでの高専生活を振り返ると、楽しいこともあったけどもっとああしとけば良かったみたいなこともあります。

そこで私の高専生活を振り返りながら、どのようにすれば高専という場所で効率的に成果をだして楽しく過ごせるのかということを伝えられればと思います。一応、高専1年生や2年目3年目の人たち、あと高専志望の人に向けての内容です。

高専1年から5年まで1年ごとの内容で紹介していきます

1. 高専入学と1年目

結論から言うと高専1年目は部活などの課外活動での実績を伸ばしましょう。そこでの成果やコミュニティの形成が後に効いてきます。

順を追って説明します。入学して1週間程度はクラスに馴染もうと頑張ったり、これからの高専生活に少なからず期待しているでしょう。初動は大切です。ここでミスると後々大変です。

まずは自分の付き合える範囲の友達を作ります(1~5人程度)。友達じゃなくても話せるクラスメイトを見つけましょう。これによって獲得を目指すのはクラスLINEへの参加権です。クラスLINEには過去問や課題に関する情報が適度に流れてきます。一度参加すれば学年が変わっても参加しやすくなると思います。これに参加できないと結構しんどいです。私の場合はここで失敗しました。友達一人もできずにいたせいで過去問や休講情報などを知らずにいたこともありました(友達できないストレスからか体にとんでもない不具合がでた話はまた別の機会に)。自分がどういう性格なのか(ウェイ系なのか一匹狼系か)によってクラスコミュニティへの参加・発言具合は変わりますが、席があるというのが大事です。

次に本題の部活+その他の課外活動です。なぜ私が課外活動(”学校の授業”以外の活動)に重点を置くべきと考えるかというと、正直1年の授業は大したことないからです。もちろん全ての高専を見たわけではないですし、まともに聞く必要がないというわけではありません。数学や物理・化学などは後々必要になるので理解しておく必要はありますし、その他の文系科目は学年が上がるとなくなるので学べる機会は低学年しかないと言えます。しかし、これらは授業中+少しの予復習で十分理解できる内容ですので、授業中にスマホ触っている暇があったらその間に内容を理解したほうが効率がいいです。ですので、1年の間は空いている時間を部活や他のやりたいことをやるもしくは、見つける時間に充てるべきです。なにかやりたい部活があるならそこに入るのもいいし、趣味を極めたいならそれもいいでしょう。技術系の部活であれば、専門的なことを先輩が教えてくれたりしますし、上の学年の事情を知ることもできます。うまく行けば低学年ながら大会に参加して実績作りもできます。楽器やパソコン、バイト、ゲーム、スポーツ、株など部活以外でも自分のやりたいことをやるのは時間があるうちにやっておくべきです(高学年になると時間が少なくなる)。これも個人で大会やコンペに出場すれば良い実績になります。どのような選択肢を取るにしても大事なのは真剣に取り組むことです。部活サボったりしたら意味がありません。私の場合は、プログラミングと園芸の部活に入りましたがプログラミング部は学年間のコミュニケーションが取られていなかったせいで徐々にフェードアウトしていきました。しかし、園芸部は顧問や先輩に恵まれており、5年間続いています。また、趣味として3年生ぐらいのときに絵を描いたり、Blenderをいじったりし始めましたが、これももっと早くに始めておくべきだったと思っています(あと株もやりたかった)。

1年の内容の最後に勉強について触れておきます。上にも述べたように1年時の内容は中学の延長線のもので、高専に入学できた人なら大したことないと思います。しかし、後々必要になる、これだけは抑えておきたいと個人的に思うものを以下に挙げておきます。

・三角関数(超重要 理解してなかったらあとで詰む)

・日本史/世界史一連の流れ(高専で学ぶ機会はすくないので)

・レポートの書き方(必須 ないと詰む)

・英語(TOEIC400点レベルあると高専では安心)

これに加えて一定の成績は確保しておきましょう。5年まで言えることですが成績のあるなしは進路に影響します。1年は課外活動をメインにしつつテストはしっかり点を取りましょう(平均優ぐらい)。

なんか意外と書くのに疲れたのでここで一旦分割します。ぼちぼち続きを書いていきます。


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