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【随筆】自由について

おれは自由主義者で、みんなが考えているより過激な自由主義を持っている。

みんなのいう自由というのは、職業選択の自由だとか、移動の自由だとか、髪型の自由だとかだいたいその程度のものだ。

弱い弱い弱い。

もっと、全てを為す自由がおれらにはあるはずで……それを言語化するなら……

実現可能なあらゆる可能性を模索して実行する自由だ!

その可能性はある種危険なものでやめろと言われるかもしれない。誰もやったことがないことで本当にできるか不安なものかもしれない。恥ずかしいことかもしれない。

でも、やりたければやっていいはずだ。

人間、普通に生きてると、常識というバイアスがかかる。

今では考えられないが、自由恋愛による結婚というのはほとんどなかったらしい。仕事は同じ職場で40年間勤め上げるものだったらしい。今、思えばとんでもないことだ。勝手に自由のリミッターをかけていたのだ。

2023年の価値観もいずれ更新される。常に考えよう、その常識は100年後も続いているか?

「べき」思考に陥っていないか?

普遍的な制限は物理法則か社会の力学しかない。

空は飛べないし、アイドルになるのは難しい。でもそういうの以外は何でもできる。

考えたい。すべての可能性を。


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