【地域おこし協力隊と想像するふるさと】2024/03/15
主催 牟岐町
運営 遊観
のもと、僕の友人である3名をゲストに「ふるさと」をテーマに集まってイベントを行いました。
共通点は"地域おこし協力隊"
岩手県釜石市 みっしー
農的暮らしの実践をしているみっしー。
築150年の古民家を独学で改修している。
『暇(イトマ)』という概念に出会い、感化され、大大大好きな『トマト』と掛け合わせ、『イトマトドリンク』というトマトジュースを製造、販売までしてしまう。
トマトそのものも種から、無農薬で育てあげるこだわり。
農法も独学。
YouTubeチャンネル【イトマトチャンネル】でそれらの様子を配信中。
↑のデザインも僕らが携わらせていただきました。
島根県奥出雲町 ゴローちゃん
『人生の転機に訪れてほしい場所』としてゲストハウスを立ち上げ中。
クラファンを見事成功させ、7月のオープンに向けて、目下DIYDIYDIY…。
Deepな場所で、余白にある、出会いが転機になる。
日本と世界を周る抜群の行動力と、人を寄せ付け最適な巻き込みを起こす力を感じる。
徳島県牟岐町 さんちゃん
釣りがしたくて移住してきた。
「この景色を共有したい」から、良いカメラと良い機材を手に入れて、
釣り道具も片手に撮影、動画編集、情報発信。
「四国の道下観光局」の下、1市4町をまたにかけ、それぞれの魅力を引き出し、拡散させ続けている。
釣りが大大大好き。
やりたいことは“話すこと“ そのために
今回のイベントの目的、
それは、
僕が、彼ら3人と話したかった
です。
僕とみっしーとゴローちゃんは前職が同じで、
僕とゴローちゃんとさんちゃんは同い年で、
僕もみっしーもゴローちゃんもさんちゃんも出身を離れて住んでいる。
そんな3人で、
「今何しているのか?」
「今後(地域おこし協力隊の任期後)はどうするのか?」
「なんで今の地域に巡り合ったのか?」
「所謂「都会」ではないのはなぜなのか?」 etc…
を語りあえたら最高だと想像した。
そんな僕らの話を聞いて出てくるアウトプットも欲しかったから、
会場に来ていただいた方とも対話する時間を作った。
仕掛けはこう☟
イトマトドリンクで乾杯 →みっしーの紹介兼会場全体の参加
お名前交換会(名前と話したいことを書いた紙を2人と交換し、話す) →話してもいい準備体操と、初対面でも話せる関係にしておく
ゲスト3名のプレゼン →違いを知るインプット
ゲスト3名+僕で対話 →これは僕がやってみたかっただけ。。。
お名前交換した3人グループで対話 →すでに自己紹介を終えているので本題に入りやすく、想いを存分に出してもらう
クロージング →ここは感想や挨拶程度
会場の空気の流れを想像しつつ、
自分がゲストだったら
自分が参加者だったら
自分が特に目的もなく来てたら
を考え、想像の範囲の人が満足感を得られるように設計した。
4.【ゲストと対話】では、
「ふるさとがありますか?」という問いから、
「ふるさとって何ですか?」
「ふるさとじゃないとは何か?」
「複数個ある?」
「どうやって今の場所でのかかわりを増やしたのか?」
と、概念の話から具体的な話まで深まった。
「ふるさととは?」について、
みっしーは、「くじけたときに思い浮かぶ場所」
ゴローちゃんは、「人が思い浮かぶかどうかやその数」
さんちゃんは、「人とのかかわりの濃さ」
とそれぞれの応えをいただく。
「都会と呼ばれるところがあるから“ふるさと”とも呼べるのでは?」という意見も出、とは言え“ふるさと”も“ふるさとじゃない”も簡単に定義できるものではないと再認識する。
「そもそも必要なのか?」から「複数個(居場所と呼べるところが)あることで俯瞰でき、それぞれの良い悪いが見えるから、複数個あることはいいことではないのか」と、より対話が深まる。
「人とのかかわりやその濃さ」と応えたさんちゃんから他の2名に、「どうやってかかわりを増やした?」という問いが投げられ、
みっしーは、「好きなことをし続けて、伝え続けたら応援されるようになった」
ゴローちゃんは、「最初の誘いは断らなかった。」「『地域おこし協力隊』になる前に仮移住期間を設け、一個人として地域とかかわり始めてその延長線上でおこし隊になった。」
三者三様に今の地域とかかわり、関係性を深めている最中で、今後の彼らがどうなるのか。
今の地域を“ふるさと”と呼ぶのか…?
といったところで次の企画に。
5【グループ対話】では、
ゲスト3名が別れて、3つのテーブルに付き「お名前交換」した方々と対話した。
トークテーマはゲストに任せた。
おそらく具体的な話になったと考えられる。
アンケート結果とイベントの感想
アンケートを一部抜粋して紹介。
問. ふるさとと呼ぶ大きな要因は何か?
問. 今回の感想、ご意見
ふるさとをテーマにしてみたものの、僕自身はそこまで“ふるさと”という言葉に思い入れはない。
でも、『故郷』の歌はとても好き。
兎も小鮒も触れてこなかったけど、
山に登ったし、川で滝で遊んだ。
父と母と、友だちの顔も思い出すし、
おじいちゃんおばあちゃんとの時間が好きだった。
いつか何かを成し遂げて帰るかは分からないけど、
今の場所との行き来はとても僕を充実させてくれている。
郷愁、なんとも言えない感覚をこの歌詞から感じる。
この1ヵ月はついつい口ずさんでたな。
イベントは満足したところもそうでないところもあった。
満足したところは、会場の空気づくり。
イベントが終了しても1時間は話し込んでくれていた。
満足でないところは、僕の消化不良と発散不良。
裏方をやりつつの司会などの運営をしたから、ゲストの話をかきこむように飲み込んだ感じで消化不良を起こした。
そのおかげで僕自身のアウトプットが下手だった。
僕自身が4【ゲストと対話】を、僕が問いかけるというアウトプットの場として設けていたのにも関わらず、、、だ。
満足・不満を経て得たことは、
遊観の中での空気づくり、流れづくりは楽しいし、できる。
けれど、遊観に入れるまでの集客がやはり課題、というかできない
「たくさん」ではなく「来てほしい人」へのリーチ方法が分からない?
思い浮かぶ顔がない?僕が浮かばれてない?
ターゲットとどうなってほしいのかを決める?
チラシから作ったが何をするのかが分かりづらかったか
今回諸事情でほぼ全てワンオペだったことへの無理があった
だから中途半端なインプットで不良をきたす
裏方に徹したら不良は起きなかった(贅沢?)
でもできなかったわけではない、中途半端なだけだから、改善の余地はある
数人に手伝ってもらったことも本当にありがたかった
と思いつつ、流れや空気感の想像を先に伝えてしまっているからサプライズ感が薄まる
サプライズ感が薄まると楽しみにしてる予定不調和が起きずらいから、そことの塩梅をどうするか
つまり、ワンオペの時の楽しみ方を上手くなりたい
最後の最後、夜にみっしー・ゴローちゃんと話した3時間でようやく消化不良と発散不良はなくなり、快調に就寝できたので、プラマイゼロ、むしろプラスな1日だった。
※その様子は録音したので、どうぞ今後の『りゅうちゃんの独り言』(Podcast番組)の配信を楽しみにしてください!
次回は3月20日(水) 『軍手アートイベント』
主催:うみのこてらす です!
(急遽決まりました~)
お待ちしております!!
最後までご覧いただきありがとうございました〜!
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